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カテゴリ:アニメ
今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?14(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人)
ピッコロ様主催によるアニメ評価に参加させていただきます。 …が、またしても突発的な仕事のスケジュールに振り回された関係で、評価を書く時間が1日(これ書いてるのが〆切当日の30日:爆)しか取れませんでした。本当にごめんなさい。m(_ _)m よって今回も簡易形式(点数とまとめのみ)とさせていただきます。ご了承下さい。 <評価基準> ■ストーリー … 脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。 ■キャラクター性 … キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。 ■画 … キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。 ■演出 … 声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。 ■音楽 … OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。 ■総合評価 … この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。 ※評価基準は0~5の各5点満点。 1.TIGER & BUNNY: ■ストーリー … 3点 ■キャラクター性 … 5点 ■画 … 4点 ■演出 … 4点 ■音楽 … 4点 ■総合評価 … 4点 ■総合点 … 24 / 30 点 性格も行動原理も異なるヒーローがコンビを組み、時には衝突し合いながらも街の平和を守る為に奮闘する痛快バディアクション。 こうやって書くと実に『王道』ですが、 ・実在の企業ロゴをスーツのデザインに取り入れてのプロダクト・プレイスメント ・企業がスポンサーとなってエンターテイメント化されたヒーロー 等の要素を作品の中に散りばめ、『社会の荒波に揉まれながらも、前向きに生きるヒーロー達のヒューマンドキュメンタリー』にも近い物語を描いていたのが非常に興味深く、評価すべき点です。 その結果があの個性的かつ人間味溢れたキャラを生み出す原動力となり、キャラ人気で作品を盛り上げることに貢献したのだと実感していますから。 各キャラごとの主役回での掘り下げも絶妙であり、特にドラゴンキッドが女子力に目覚める第9話、スカイハイの悲恋を描いた第15話、ルナティックの衝撃的な事実が明らかになる第16話は屈指の名エピソードだと思っています。 ただ作品全体のストーリーで見た場合、2クール目での失速が目立ったのが残念でしたね。 虎徹とバーナビーのパートナーシップに偏重するのは、作品のテーマ上仕方の無いことだと割り切っても、他のキャラがほぼ空気になってしまった感が否めない。 第15話と第16話を1クール目に持って来てキャラの掘り下げに専念し、2クール目を丸々ウロボロスとの全面対決に持って行けば4点がついたかも…と思うのですが、結局ウロボロスは影で暗躍したまま本編終了…この続きは、来年公開予定の劇場版を観ろと申すか。 他には第24話でのバーナビーの台詞(チャーハンの件)は明らかに狙い過ぎでしょ、と苦笑せざるを得なかった。(汗 色々不満があれど今期で一番楽しんでた作品ですので、個人的な評価は高めです。 アメコミやホームドラマ、アクション映画のような明るいノリが好きな人にオススメ。 2.バカとテストと召喚獣にっ!: ■ストーリー … 3点 ■キャラクター性 … 5点 ■画 … 4点 ■演出 … 3点 ■音楽 … 3点 ■総合評価 … 3点 ■総合点 … 21 / 30 点 人気ライトノベルのアニメ化第2期。 一癖も二癖もあるキャラクターやテンポの良い掛け合いは健在で、今回も安定した面白さを発揮。 むしろ瑞希や美波に代表される女性キャラのお仕置きがより過激と化したことで、バカであるはずの明久が一番の常識人に見えてくる不思議。 女性の嫉妬とはかくも恐ろしいものであることを嫌という程実感させてもらいましたとも、ええ。(笑 安定している反面目新しい展開はほとんど無く、キャラクター性以外の評価がほぼ平均点といった結果に。 ツボに嵌れば良いのだけど、キャラの性格やハイテンションなノリについていけない人が居るかもしれない…との理由で総合評価も3点としています。 前作を観ている人には勿論のこと、学園青春ラブコメ(時々SFチックな展開)が好きな人にオススメする作品。 故に視聴者の層が偏りがちになりそうなのが欠点か。 3.各ベスト部門: ■ベストキャラクター賞 … ルナティック/ユーリ・ペトロフ【TIGER & BUNNY】 ※次点: ・ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹【TIGER & BUNNY】 ・スカイハイ/キース・グッドマン【TIGER & BUNNY】 ・ファイヤーエンブレム/ネイサン・シーモア【TIGER & BUNNY】 ・ロックバイソン/アントニオ・ロペス【TIGER & BUNNY】 ・折神サイクロン/イワン・カレリン【TIGER & BUNNY】 ■ベストOP賞 … オリオンをなぞる【TIGER & BUNNY】 ※次点: ・ミッシングリンク【TIGER & BUNNY】 ・君+謎+私でJUMP!!【バカとテストと召喚獣にっ!】 ■ベストED賞 … 星のすみか【TIGER & BUNNY】 ※次点: ・マインドゲーム【TIGER & BUNNY】 ■ベスト声優賞・男性 … 下野紘【バカとテストと召喚獣にっ!:吉井明久役】 ※次点: ・津田健次郎【TIGER & BUNNY:ファイヤーエンブレム/ネイサン・シーモア役、バカとテストと召喚獣にっ!:福原慎役&ナレーション】 ・井上剛【TIGER & BUNNY:スカイハイ/キース・グッドマン役】 ・平田広明【TIGER & BUNNY:ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹役】 ・遊佐浩二【TIGER & BUNNY:ルナティック/ユーリ・ペトロフ役】 ・鈴木達央【バカとテストと召喚獣にっ!:坂本雄二役】 ■ベスト声優賞・女性 … 原田ひとみ【バカとテストと召喚獣にっ!:姫路瑞希役】 ※次点: ・水橋かおり【バカとテストと召喚獣にっ!:島田美波役】 ・磯村知美【バカとテストと召喚獣にっ!:霧島翔子役】 ・寿美菜子【TIGER & BUNNY:ブルーローズ/カリーナ・ライル役】 ・伊瀬茉莉也【TIGER & BUNNY:ドラゴンキッド/ホァン・パオリン役】 ・日高里菜【TIGER & BUNNY:鏑木楓役】 ベストキャラクター賞のルナティックは、重いバックボーンと一筋縄ではいかない複雑な行動原理が個人的にツボだったので。 ダーティーキャラ美味しいです。 (^q^) 本編では決着が付かなかった部分も含め、劇場版での活躍に期待。 ベストOP/ED賞もタイバニ勢が独占。 共に作品の持つ現代的な雰囲気に良く合っていたかな、って思います。 バカテスラジオでの声優陣の荒らしトークは相変わらず酷くて一安心。(褒め言葉) 毎回相方(原田さん)やゲストの暴走を抑えに回る下野さんのキャラが明久と被って泣ける…頑張れお母さん!!(ぉ ●総評: 評価した作品全てで「5点」が付くという点で、魅力的なキャラクターが活躍する作品ばかりだった…というのが第一印象。 しかし同時に、それを活かすための「場」…即ちストーリーの展開がついていかず、その魅力を引き出し切れなかった部分もあるのでは?というのも感じました。 非常に贅沢な悩みだというのは分かっていますが、アニメやゲームといったコンテンツが「架空の物語」として成り立ってる以上、キャラの人気だけに頼るのは危険であると感じているんですよ。 受け手としても「終わった後に達成感がある」と思うものを望んでいるだろうし。 今期はそういった達成感を感じるものが無かった…というのはちょっと残念なところであります。 次期(12月終了)のアニメでは、そうした雰囲気を打破できるのか。 今からを期待を膨らませつつ、今期の〆とさせていただきます。 最後までお付き合いいただきありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.30 02:48:09
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