パーツかシステムか
アロンソのこの記事。彼は以前から繰り返し同じ意味の発言をしています。
そしてキミもフェラーリが最後のチームになるとコメントをしています。
これらの発言は彼等のF1に対する関わりが
コクピットの中だけに限定している(されている)事の表れだと感じます。
昨日の記事で
シューミがここまで長くトップドライバーで居られた理由は彼の存在が単なるドライバーではなく、
｢ミハエル･シューマッハ｣という組織だったからだと思っています。
と書いたのはその事を指しています。
シューミの選手生命の長さの理由はドライバーの枠を越え
マシン、チーム作りに積極的に関与してきたからです。
単にドライバーというパーツとしてのみのシューミならば、
ミカの様にとっくに燃え尽きてしまっていたでしょう。
パーツは消耗品ですが、システムは恒久的です。
つまりシューミはパーツではなくシステムだったからこそ長い間トップ･ドライバーで居られたのです。
勿論、シューミも最初からここまで長くドライバーを続けるつもりは無かったと思います。
そしてアロンソもキミも発言をみる限り、そこまでのレベルには達してはいません。
来季、お互いに新たなチームで走るこのふたりがいつパーツという枠を超えることが出来るのか？
チームを完全に掌握して自分が勝つ為のシステムを造る事が出来るのか？
それともシステム自体がもう過去のものなのか？
これからの楽しみでもあります。
ヒュンダイ参戦の噂
この手の大風呂敷は後を断たない。
日本だけに限っても童夢、トムス、生沢と多くの参戦話が現れては消えていきました。
当事者(それも決定権をもたない側)の一方的な発表は噂でしか有り得ないので、
気にとめる程度が一番(言うだけはタダだから)。
ストーブリーグでのドライバーのマネージャーの発言も同じく何の意味もなさないです。
選ぶのはFIAであってチームであり、メーカーやマネージャーではないのですから。
ウィリアムズのサード･ドライバー
カーティケヤンはあくまでテスト･ドライバー。サード･ドライバーは未だ空席。
ブラジルGPのFP3放送中に川井ちゃんが
｢トヨタがウィリアムズにあるドライバーを推薦していて、ウィリアムズ側もそれについて問題ない考え｣
という意味の発言。川井ちゃんが意識的にそのドライバーの名前を曖昧にしたことから、
それは可夢偉君では？と勝手な想像。答えは来月28日のバルセロナテストまでお預け。
勿論、彼のテスト参加は確実。因みに中嶋君、平手君は来季はＧＰ２参戦。
可夢偉君はユーロ3でタイトルを目指すのか？
トロロッソにフェラーリエンジン
Ｆ速日本ＧＰ号でのレッドブル系、2チームにルノーエンジン供給は津川さんの勘違い･･･
冷静に考えてみればヘイキ昇進もこの人は正式発表まで知らなかった(知らせてもらえなかった)んだから、そこまで情報通な訳はない筈でした(＾＾;
遂にレッドブルは来季ニューウェイ、ルノー、クルサードの常勝パッケージに。
これで結果が出せないとなると若手にシートを奪われそうな30代ドライバートリオ。眼が離せません。
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