フェラーリ、モバイルフロア疑惑
決勝日の日記で少し触れましたが、例のフェラーリのフロアパネルが問題視されている様です。
新ルール設定の議論が起こる
これはフロアパネルがシャシーに対してスプリングで取り付けられていて、走行中に可変する事で抵抗を減らす=ストレートスピードが上がるという話。初めて聞いた時はそんなの事が可能なのだろうかと疑問に思ったけれど、どーやらこういうモノらしい↓
黄色い枠の中の円柱が疑惑とされているスプリング。川井ちゃんが言うにはこの装置は昨年終盤戦(日本GP?)から導入されていて既にFIAの審査済み。そしてBMWも同じシステムが使われている。
個人的にはこういう違反ギリギリの攻めは大好きです。ロンが色々と言ってますが禁止されるとしても昨年のフレキシブルウイング同様、あと数戦は必要な訳で今になってあれこれ批判しようが要はレギュレーションの穴に気付かなかった貴方達の失態でしょ?という感じ。
面白いのが昨年のフレキシブル・ウイングも今回のモバイルフロアもフェラーリとBMWの2チームが開発使用していたという事実。
フェラーリはともかくBMWの開発力の先進性と鋭さには素直に驚く(シーズン後半のツインタワーウィングもBMWだった)。
それはトヨタに次ぐ規模の風洞と元BARのウィレム・トーの才能の賜物だろう。でもってその高性能風洞の資金はザウバー時代、マクラーレンにキミの契約を売ったお金で建てたとか。
ってつまりマクラーレンのお金で建てた風洞(苦笑。それにしてもタイセンの政治力も大したもの。
しかし、まぁマクラーレンもよく気付いたものだと別の意味で関心・・・
クアランプール・グランプリ・シティー・フェスティバル
マレーシアGPが開催される前週4月1日からクアランプールでは多くのイベントが行なわれるらしい。
BMWザウバーのスポンサーでもあるペトロナスがグランプリのタイトルスポンサーという事もあってBMWの市内デモランやチーム主催のパーティーやら盛り沢山。
正直、今年の日本GPより楽しいんじゃないか?と思ってしまう。因みにマレーシアGPは3泊4日で約17万円。日本GPは2泊3日で約12万円。行けるものなら迷わずマレーシア。
信頼性もドライバーの技量か?
F速オーストラリアGP号で予選終了から決勝までに交換された各チームのパーツ一覧表をみると一台だけ全くなにも交換してないマシンがあった。
それはカーナンバー1。
今年マクラーレンが信頼性を確保出来たとしたら其れはアロンソのテクニックなのかも?
と今後のGPに個人的に注目。
因みにアロンソがスタートで順位を落としたのは昨年の17戦では全くなかったこと。