バーレーン・インターナショナル・サーキット
全長 5.412km×57周=308.238km
タイヤ負担レベル ★★☆
ブレーキ負担レベル ★★☆
グリップ・レベル ★★☆
初開催は2004年。ティルケデザインの典型的なストップ&ゴーサーキット。
マシンの出来を比べるならば15あるコーナーの内の8のコーナーを占めるセクター2。
周りは砂漠という事もあってコースは常に汚れていて路面のグリップレベルは低いです。
また塗装が黒っぽいために路面温度が上がりやすいのも特徴。
昨年のシューミのポールラップです。
04年、琢磨予選5位のラップです。
去年、優勝したアロンソは19周目。2位のシューミは15周目に最初のピットインをしています。
開幕直前にテストが行なわれ各チームデータが揃っているので、
今回もフェラーリとマクラーレンの争いになりそう。
また開催されてからの3年間、ここの優勝者が全てチャンピオンになっている事からも
パッケージの良さ、勢いを計る上で重要な一戦といえるでしょう。
レ-スとは関係ないですが昨年のバーレーンGPは商業的に大成功だったそうで
サーキット投資額の4倍もの利益があったとか?
もう既にバーニーと2013年までの開催契約を結んでます。
崖っぷちのマッサ
現在のマクラーレンとフェラーリのコンストラクターズポイントの差は9。
それはマッサが失ったポイントでもあります。
開幕2戦でキミが優勝、3位。ハミルトンが3位、2位
と連続表彰台なのにも関わらず、マッサは6位、5位。
昨シーズン後半にみせていた安定感という彼の持ち味が焦りによって影を潜めてしまい
荒い面だけが表に出ている感があります。
メルボルンの予選でのトラブルが彼の焦りの始まりでした。
絶対的な存在の居なくなったチームがマッサの焦りを鎮める事が出来るでしょうか?
セパンでは我慢の走りに徹するしかなかったキミも今回は全力で勝ちを狙ってくるはずです。
それをわかっているマッサの焦りは更に募ることでしょう。
昨年のバーレーンでの彼のレースは予選2番手からスタートでアロンソに抜かれ、その後スピン。
ピットインで最下位まで落ちたあと9位でレースを終えるという散々なものでした。
この週末、チームはふたりをどうコントロールするのか?注目しています。
我慢比べ
マクラーレンとフェラーリ。
この2強の戦いで大きく差が開くとするならリタイアしかない。
どちらが?誰が?先にリタイアするのか?
シューミ・ファミリーが居ないフェラーリも信頼性はもう磐石とは言えない。
過去3年のハイライトムービー