チェ39歳の別れ
宣言どおり、チェ見てきました。職場をガーと出て,もう予告が始まっている中,滑り込みセーフ。うーん。後半に当たる「39歳の別れ」これもまた、淡々とした描き方で、作者の意図がストレートに伝わってくる、というわけではありません。それだけに考えさせられてしまう部分が多いのです。ゲバラがこれほどまでに革命にこだわらなければならなかったのはなぜボリビアの民衆(農民)はなぜ支援できなかった(しなかった)の監督のソダーバーグは、なぜこの時期(21世紀)に,このゲバラを取り上げた(しかもこんな長編で)のetc.etc.…ボリビアでは、何をやろうとしてもうまくいきません。兵士を作ることも。作戦も。まるで悪循環です。そもそも革命なんて、世界にそんなに成功例がないわけですから,教養のあるゲバラはそんなことに気づかないこともないと思うんですけど…。いずれにしても、ソダーバーグはこの映画をヒットさせて儲けようと考えた節はサラサラなく、見たい奴、分かる奴は見てくれという気概は感じました。以上、チャンチャン。