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Benediction of God in Solitude

譲れないものV

訓練場で、、、
スコールはモンスターを探していた。モンスターの数は減ることのないはずのこの場所で、十分散策した今も、今だに一匹も出てこないのだ。

「…何故出てこない?疲れてきたな。いつもの所で横になるか。」

スコールは水辺の近くで横になった。

(今日はバラムに行くと言っていたな。…少し金を引き落としておかなくてわ。昨日の今日だが昨日、何も買ってないところを見るとおそらく欲しがるものがあるのだろう。しかし本当にいつ話すかな…)

目を瞑り、早20分は考え込んでいるスコール。しかしいつの間にかモンスターに囲まれていた。数はおよそグラットが20数匹、アルケオダイノスが40数匹だろう。だが、深く考え込んでいるせいか全く気付かない。

ガサガサ、キーキー

その音で目を開け、自分の周りを見る。

「…やっと出てきたか…随分待ったな。もう七時半か…。そろそろ部屋に戻るとするか。」

そう呟いた瞬間、スコールは動きだした。
目にも止まらぬ早さでグラットに切り込み、常人では有り得ない早さで動いた。ものの数分でグラット全てとアルケオダイノスの半数を倒した。しかし、全力で動き回ったせいか体力が限界に近付いてきた。紙一重で見切っているため、怪我こそないが、このままでは危うい。最後の力を振り絞り、アルケオダイノスを蹴散らし始めるが、体の動きが鈍い。悪戦苦闘しつつも倒し、残り三匹になった。が、スコールの体力はあと一動きしかできないほどになっていた。

「使いたくなかったがそうも言ってられないか…」

最後の力を振り絞り、五回切りつけた後、スコールは高く跳躍し、剣に気を込めた。

「フェイテッドサークル」

衝撃派が相手を襲い、全てを飲み込んだ。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、一応全部倒せたな…。全部で何匹だ?………71か。でも最後に使ったから自力で倒したのは68だな。まぁ、いい方だろう。さて、部屋に帰るか。」

一仕切り動いて滝のように多汗をかいたスコールは急いで部屋に戻って行った。


written by eoh


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