5時に到着。よみうりホール。
並ぶこと1時間。おかげでスクリーンの大きさがとてもいい位置をキープ。
映画は・・・。
原作を知っている人はどうおもうだろう
などと考えずにぼおっと観た。
美しい映像。日本の自然。
いうなれば原風景だ。
すると、映画の主題も日本の原風景ということか。
だから、蟲。
古来日本にいた幽霊でも精霊でもないもの、蟲。
話はギンコ(オダギリジョー)の現在と過去をカットバックさせながら
進んでゆく。
音(おん)が似た言葉がしばしば登場するので混乱するかもしれない。
蟲師の溜まり場のシーンで、役者たちの滑舌が悪いせいで
会話がわからない。
構想2年、撮影3ヵ月半とのこと。
スクリーンに登場する自然風景はとても美しい。
だから、撮影所で撮ったシーンもぴかぴかにしてほしいな。
疑問はいっぱいあるけれど、
分からないところは分からないままでいいじゃん。
映写がお粗末でした。
お願いですから、巻(かん)代わりのきっかけを
同調させてください。
でないと、前のシーンに次のシーン数駒が残って
とても怖いことになります。
それと、レンズはよく掃除してください。
ヤマバのヌイが沼に入るシーンで、ヒゲがゆらゆらして
気になっていしまいました。
おまけに場内が明るいときたもんだ。
昔の映画館のように前席の人の動きが分かるし、
おかげでスクリーンは曇っちゃうし。
あの自然美が台無しとまでは言わないけれど、削いだことはたしか。
試写会を舐めるなよ。
試写会場って映画館じゃないことが多いからかもしれないけど、あんまりだ。