2019/07/07(日)07:34
男の弁当1086
玉子丼弁当
さて、私が少年だった昭和40年代後半の頃、伸び悩みの中学二年生時代
体操競技をする人は大凡小柄な体躯の人が多いのですが、体操をすると背が伸びないわけではないと思います。
小柄さを利用しての選択に過ぎないと思います。
身長を伸ばすのならバスケットとかバレーボール、水泳などをやれば良かったんですけど
どうしてもバク転に憧れていたので、体操部に所属したんですけども・・・・
同輩のC学区出身のA君は、体操部の中では身長が高い方で、170cmは少し超えていたと思います
外見は優等生タイプなんですけど、おとなしめのC学区出身の中では貴重なガキ大将だったとも言えます
ガキ大将と言うとドラえもんに登場するジャイアンを思い起こすんですが、全然違って
A君には気品があり、どことなく「貴公子」を思わせる風貌でして、それに反して多少やんちゃな面があったのです。
二年生ではA君と同じクラスとなり、早朝練習がある時などは自宅まで呼びに来てくれて、一緒に通学したもんです。
クラス内でちょっと品行の悪い者が居ると、その子の天敵となるA君。
口論に発展するまでもなく、A君が凄めば大人しくなる、といった展開を良く見かけましたし
体操部の先輩にあまり練習に出てこない小柄な人が居たんですが、A君は後輩であるにも関わらず
その先輩と運動場で出くわした時に、何か身体が触れたとかで「この野郎」と言って先輩の胸ぐらを掴みあげていた現場にも遭遇しました。
先輩とは言えA君に怖気づいて大人しくなっていましたが、それにしても大胆な事をするなぁと思って感心はしませんでした。