カテゴリ:相続
昨日、依頼者と、弁護士、司法書士との関係を書いたが、 信頼関係を築けず、悩んでいる人も多いようだ。 先日、メールでの相談を頂いたK子さんから、お礼のメールが届いた。 以下原文 00 先生 お忙しい中、早々のお返事ありがとうございました。 とても、嬉しかったです。 私達が頼んだ先生は、多重債務専門みたいなのですが、 あまり話しに乗ってくれそうにありません。 恥ずかしい話ですが、私と主人の借金が1000万ぐらいあり、 そのうち700万が 年率25%~29.2%、取引期間もほとんど10年ぐらいです。 ほんの少しでも借金がなくなるだけでもいいと思い、 パソコンで調べ、横浜の話しやすいと書いてあった、先生に相談に行ったのですが、 先生は「自己破産しかないです」の一点張りで 商売、持ち家、子供、の事もあり、なんとか任意整理でうけていただきました。 その際も鼻で笑われ「自己破産を先延ばしにするだけ」と言われました。 そんな感じの話し合いだったので正直会いたくないというのが本音です。 もっと早くに00先生のブログに出会って、 先生にご相談に乗って頂いていれば納得、 もしくはこんな嫌な思いをしないですんだのかもと、後悔ばかりです。 今回も長文になり申し訳ありません。 先生のこれからの益々のご発展、ご活躍を楽しみにしています。 K子 いきなり、破産を勧められて、司法書士、弁護士に不信感を持つ依頼人が多い。 我々は、依頼者にとって最善の方法は何かを常に考え、 よく説明し、納得していただかなければならない。 このK子さんの場合、メールを拝見する限り、破産の必要がないようだ。 午後、親しくしている仕事仲間のH氏から電話があった。 H氏 「先生、また、一人お願いしますよ」 私 「どうしました?」 H氏 「今年の1月にある事務所に頼んだんですが」 「着手金だけ払っても、何もやってもらってないようなんですよ」 私 「本当ですか?」 「そちらが、辞任しないと受けられませんよ?」 H氏 「わかってます、解任させますから・・」 信じられないな話だ 同業の士のことを悪く書いて、心苦しいが、あくまで一方通行の話である。 さて、信頼できる、弁護士、司法書士を捜すのはどうしたらよいだろうか? まず、ある程度、その仕事に特化している事務所を選ぶべきである。 紹介があれば心強い、仕事振りがわかるから。 あてが無い場合は、電話でも良いから、色々の事務所の話を聞いてみることだろう そして、値踏みしてみることが必要か? ・・ それには、自分なりにの勉強も必要だ。 たとえば、「K社はきついですか?」 「A社は過払いになった場合どのくらい返してくれますか?」等々・・・ そして、信頼できる、相性の良い専門家に依頼すべきでではないか ともかく、依頼を受けるほうは、何十人、何百人受けることができるが。 依頼する本人は、一生に1、2度のことである。 (我々も、それを常に考えなければいけないが・・・) どうか、大変ですが、自分の人生を安心して託せる専門家を捜して下さい。 それが、債務整理の第一歩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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