司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

今日は今月最後の金曜日、
なぜか金曜日はサラ金各社の過払い金の入金が多い
Ｔ社から４人分　２８５万８，４００円、
Ｒ社からも３人分２７１万円の
入金があった。明細書というものもなく、
合算して振り込んでくるため仕分けが大変だ。

　 事務員が、誰と誰の分か電話で確認するも、「計算が合いませんか？」
「今日だけでも、何千件も各事務所に振り込んでいるんですよ」
「調べるのに時間がかかります」「計算が合わなければまた電話ください」
と言われる始末だ。

　午後３時ごろ　Ｒ社から０さんの過払いの件で電話あり。
元本の８割しか返還でできないと言うので、訴訟提起中の案件である。　　

　　Ｒ社　「来週の火曜日期日の０さんの件ですが？」
　　　　　「訴訟外で和解できないかと？」
　　私　　「いいですよ、条件さえあえば」
　　Ｒ社　「それでは、元金全額返還ということでいかがですか？」
　　私　　「えぇー　お宅とは訴訟になった場合は、
　　　　　　いつも利息まで頂いて和解してますよ」
　　Ｒ社　「厳しいこと言いますね・・・」

　　その後の交渉の結果、
元金１２３万２，３４５円に利息をプラス合計１５３万円で和解成立

　最後に
　　　Ｒ社　「返金は１２月１５日になりますが？」
　　　私　　「えぇー１２月ですか？」
　　　Ｒ社　「すみませんね、返金が多くて間に合わないんですよ」
　　　私　　「そんなに多いんですか？」
　　　Ｒ社　「多いってもんじゃないですよ」
　　　　　　「うちの会社もこれからどうなるかわかりませんよ」
　　　私　　「そんなことないでしょう、おたくほどの一流会社が・・・」


　 先日新聞の報道によると、大手４社の過払い金引当金が合計１兆円、
　そして、全て赤字に陥るとのこと。
　一部上場の会社が簡単に潰れることはないだろうが、
　この先どうなるのだろう？　
　
　　請求しなかった人が悪かった・・と最悪の事態がこなければ良いが・・
　本来、請求しなくとも、返すべきお金なのだが・・・

　過払い請求はお早めに・・・と言いたい。