カテゴリ:任意整理
月末近くになると気が抜けない 任意整理の結果、残った債務の支払いが月末から開始することが多いからだ。 和解締結後、振込み先が記載された和解書を依頼者に郵送、 依頼者が直接各債権者に振り込むことで支払いが始まる。 今月末からは5名の方の支払いが始まる。業者から、まだ3社程の和解書が届かない。 全部そろってからでないと事務処理も大変だ。依頼者にとっても一度に振込みができず 二度手間になってしまう。業者に電話してせかせる。 依頼者にも電話での支払い確認が必要だ。 せっかくお願いして、よい条件で和解させていただのに、 「支払いができません」「忘れて いました」では面目ない。 Wさんに電話 私 「各社の和解書と弁済計画書をお送りしましが・・・」 「今月から支払いが始まりますので、よろしくお願いします」 Wさん 「昨日届きましたが・・」 「それから、相談があるんですが」 私 いやな予感がする 「どうしました?」 Wさん 「実は、もう一件カードがあるんです」 「もしもの時はと思って残しておいたんですが、」 「それも追加でお願いしたいんですが」 私 「えぇー どういうことですか?いくらあるんですか?」 Wさん 「50万円程です、先月どうしても必要だったもんで借りてしまったんです」 私 「うーん・・・参ったなぁー」 「月々の支払いがきついということで、〇社とT社は何とか頼んで60回払いに してもらったんですよ」 「今まで和解した分は払っていけるのですか?」 Wさん 「それは何とか・・」 私 「とりあえず今月は間違いなく支払いしてください」 任意整理はすべての債権者を対象しなくてもよい。 「もしもの時に一枚だけは・・・」と言う気持ちはよくわかる。 情報が出回りそのカードも使えなくなり、「実はもう何社あるんですが・・」と 追加の依頼を受けることが多い。 人間は弱いものだ、どこからも借金ができない状態に 自分を追い込まなければ、また元の多重債務者に逆戻り。 債務整理の相談はすべての借金を申告すること どの借金をするか、外すかは専門家の判断です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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