カテゴリ:自己破産
Tさんから、息子さんの破産のことで電話あり。2回目である。 前回は一通り説明したのだが・・・
Tさん 「先日電話したTですが・・」 私 「Tさんですか?」 Tさん 「はい、息子の破産の件で・・」 私 「そうでしたね・・」 Tさん 「書類は何を用意したらいいですかね?」 私 「書類ですか?」 Tさん 「はい、破産に必要な書類なんですが・・」 私 「ご自分でやられるのですか?」 Tさん 「いや、お願いしたいんですが」 私 「ちょっと待ってください・・」 「まだ、破産で受任をしたわけではありませんよ」 「最初から破産と決め付けるの危険ですよ」 Tさん 「そちらに行ったほうがいいですか?」 私 「そうしてください、息子さんも一緒に・・」
債務整理の相談に行ったら、いきなり破産を進められたという話は良く聞くが、 最初から「破産したいんですが、お願いできますか」という相談も中にはある。 借りたお金は払うのが原則、破産は一番最後の選択です。 破産するつもりが引き直しをしたら、過払いが出て破産が免れたという例は沢山ある。 今回の件は、子供可愛さのあまり、何とか破産させてやりたいという親心 事情は良く聞いてみないとわからないが、はたして、本人のためになるだろうか? 親の安易な援助で債務整理をしたが、再び多重債務に・・という例も沢山ある。 とにかく、最初から破産と決め付けないで下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.24 08:24:13
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