カテゴリ:債務整理
当事務所の方針として着手金は分割後払い、相当な過払いが見込 まれるときはその中からのお支払いで受任させて頂いている。 着手金が無いため、また工面するため債務整理を躊躇されたら本末転 倒である。とりあえず請求をストップして心の平穏を取り戻すことが必 要だ。 本日4組の新規相談者来所、すべて受任させて頂いた。 S子さんは230万円の借金、引直しすれば130万ぐらいになる予定 だ。
私 「130万円ぐらい残るようですね」 S子さん 「そのくらいになれば助かります」 私 「月の返済可能額は3万円まででしたよね」 S子さん 「そのくらいなら払っていけるんですが?」 私 「すべて3年払いだと、きついですね」 「M信販と、K社は48回、60回を認めてくれますから大丈 夫でしょう・・」 S子さん 「そうですか」 私 「着手金は4社で12万円ですから、予行演習をかねて3万 円の4回払いでいかがですか?」 S子さん 「大丈夫です」 私 「給料日はいつですか?」 S子さん 「15日です」 私 「それでは来月の20日からにしましょう」 S子さん 「助かります」 私 「着手金の支払いが終わってから各社の支払いが始まるよ うにしましょう」 S子さん 「その間は払わなくてもいいですか?」 私 「大丈夫ですよ、来年からになるでしょうから」 S子さん 「しばらく借金のことを忘れてゆっくりしてください」
とりあえず、ひと時の借金から開放されたのかS子さんの表情も明る くなった。 我々が受任通知を出すと、支払いはストップする。 その間に支払い予定額を着手金として分割で払って頂く。これが任意 整理を成功させるコツである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.27 06:14:09
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