司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

2009/09/17(木)08:50

過払い金 どんな小額でも全額返還する義務があります

 埼 玉県上尾市に本社を置くベルーナという会社がある。何となく地方の弱小業者をイメージするが、東証一部に上場している総合通販の大手、金融部門は事業部の一部だ。 この会社も例も洩れず窮状を訴えて、過払い金の大幅な減額、小額の過払い金は「0」を要求してきた。「そんなはずがない!!」すかさず3名共同で訴訟提起。請求額は Tさん633,336円  K子さん13,171円 S子さん2,808円 予想通り、本日、早々と和解の打診がある。 ベルーナ   「お金を集めるから待って下さいといったのに訴訟を起こされ、参りました」  私     「そうですか?交渉決裂と聞いていますが・・」ベルーナ   「行き違いがあったようですね」         「早速、和解をお願いします」  私      「条件次第です」ベルーナ    「Tさんは元金の54万円になりませんか?」  私     「無理です」ベルーナ    「いくらなら?」  私      「せっかく電話頂きましたので・・・」         「端数カットの63万3,000円で結構です」ベルーナ    「・・・」         「K子さんは?」  私     「13,000円です」べルーナ   「S子さん?」  私     「2,800円です」ベルーナ   「もう少し何とかなりませんか?」  私     「これ以下は絶対駄目です」べルーナ   「わかりました返還日は11月・・・・」  過払い金は、どんな小額でも債務者が苦しい中払った大切なお金.業者は全額返還する義務がある。 どうも業者は過払い金を特異の目で見ている風潮がある。同じように仕入れ代金等の減額、免除を要求するだろうか? 逆に支払いが苦しかった時、減額、免除してくれたのか?「返ってくれば儲けもの!!」安易に減額を受け入れてきた請求者側にも責任がある。                        マイサイト 債務整理,過払い請求専門

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