司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

武富士の事件以後、「完済してからでは遅い！」と過払い請求を急ぐ人が増えている。

問題は「信用情報」との兼ね合いだ。

今年の４月１９日より、株式会社日本信用情報機構は、約定債務が残っていた場合の過

払い請求の情報（コード７１「契約見直し」）の収集・提供を廃止することを決定した。

はたして、最初から何の情報も登録されないのか？

気になるところである。

当事務所が扱った例だが、最初「債務整理」と記載されたことがあった。

当然、和解、判決が成立すれば、その情報は抹消されるが、「それでは遅い！」と本人が

業者に抗議したら、即、抹消に応じてくれた。

「過払い請求と信用情報」悩ましい問題である。

どうか、自己判断で、納得のうえ、過払い請求をすることをお勧めします。

最後に、この件でＪＩＣＣに問い合わせをした相談者のメールを紹介します。

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お世話になります。
いろいろありがとうございます。
先日　ＪＩＣＣに情報記載の件で問い合わせをしてみました。
司法書士様、弁護士様が介入した時点で債務整理と記載
される可能性は大とのことでした。

裁判で訴訟した場合は判決後に債務整理の記載を消しますと言われました。やはり　完済後の方がベストのようですね。

過払いになっていても記載されるのがネックです。残り＊＊万ぐらいありますがコツコツ返済して行く様にしてみます。

その頃＊＊＊も廃業かもしれませんね。

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