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萩2696

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2011.11.24
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  本日はAさんの最高裁判での口頭弁論期日。

 第1審(地裁)、第2審(高裁)と何度か出廷して、訴訟慣れしているはずのAさんも、少し緊

 張した面持だ。

 無理もない、ここは最高裁の小法廷。

 

 相手はアコム。

 争点は「『返済期間及び返済回数』が各契約書に厳格に記載されていなくても貸金業

 17条1項の要件を満たすか否か?」(前の記事参照

 

  傍聴人は20人程、ある金融会社の見慣れた顔も見える。

 今回の事件は、同じく12月1日判決を迎える同種の事件とともに、今後、過払い訴訟の「悪

 意」の判断に影響を与えるため、金融業者もこの裁判の成り行きを注目しているのだろう。

 

  書記官が2度、3度とAさんの傍にきて、陳述順序、方法等を丁寧に説明している。

 下級審の裁判所より親切だ。これなら最高裁での本人訴訟も怖くない。

 

  まもなく、5人の裁判官が入廷して開廷となる。

 お互いに、上告受理申立書等(Aさん)答弁書(アコム)を陳述して、いよいよAさんの

 意見陳述・補充弁論だ。

 法律上の論点、主張は今まで十分に陳述しているので、本人の目線での意見陳述とした。

 

  「私は,平成*年*月*日から平成**年**月**日までの長きにわたって

 アコムとの間で,リボルビング払い方式による金銭消費貸借取引を継続してまいり

 ました。・・」

 

  Aさんの陳述が始まった。打合せ通り、一語一句、丁寧に原稿を読み上げていく。

 だんだん核心に入っていく。

 

  「・・アコムは,大要,リボルビング払い方式による貸付形態をとっている以上,貸付の明

 細書に「返済期間,返済回数」を記載することなどそもそも不可能であり,「返済期間,返

 済回 数」の記載がないのは仕方がないと主張しております。

 アコムの言うように法律を遵守する記載ができないならば,最初からリボ貸付な

 ど採用しなければよいのではないでしょうか。・・・」

 

  そして、クライマックスは、同じように苦しんだ債務者を代弁したAさんの心からの声。

 

  「・・・リボ貸付取引を長期にわたってせざるを得なかった私の経験から言わせていただき

 ますと,リボ貸付では,毎月の支払額は,最低限,貸主から言われた最低金額を支払えば

 済むものの,残債務の減額を実感することはなく,また,借入限度額までは自由に借入が

 できますので,かつての私のような多重債務者にとっては,その場しのぎに借入ができ,そ

 の時は,助かる面もありますが,いつ果てるともなく,債務を完済させることができないという

 危険性をも伴っており,結果,多重債務状態からはなかなか抜け出せない。その反面で,

 貸主側は,多大な利息収入を取り続けることができるというのが特色です。・・」

 

  裁判官も熱心に聞き入っている。頷いているようにも見える。

 Aさんは陳述が終わって、ほっとした様子。

 続くアコムの陳述も終わり終結となる。

 判決の言渡しは12月15日。 

 

  Aさんはアコム以外は、すでに、過払い利息を含めて、ほぼ満額を取り戻した。

 残るは、二人三脚で長きに亘り、走り続けた最終レース、あとは勝利の旗を掴むだけだ。

 

  Aさんと一緒に最高裁の門をくぐれたのは司法書士冥利だ。

 一回りも二回りも大きく見えるAさん、そしてここまでリードしてきた担当の白田司法書士。

 本当に、ご苦労様でした。

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Last updated  2011.11.24 20:26:12
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