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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

萩2696

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2012.11.05
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カテゴリ:過払請求
   Aさんの過払い本人訴訟の第3回目、相手はアイフル。

 請求額は利息も入れて250万円程。

 いつものように判決で満額返還、それしかない。Aさんもその気十分。

 

 ところが、和解の大好きな裁判官。

 前回は、仕方なく、は満額を少し削った金額で和解提案をする。

 アイフルの回答は半額程の130万円。

 普通の裁判官は、ここで、和解は無理と判断、さっさと終結を宣言するのだが、

 この裁判官、アイフルの「次回、準備書面を出したい」との希望を受け入れて期日を続

 行してしまった。まだ、和解の糸口を探っているよういだった。

 

 そして本日の期日を迎えた。

 (今日こそ終結だ!) 傍聴席で成り行きを見つめる。

 

 始めに裁判官が口を開く

 「和解は無理ですかね?」

 Aさんはたまりかねて、

 「先日、アイフルから電話があって、88万円の提示をされましたが、断りました」

 

 「88万円?」「金額が下がっていますね!」

 さすが、驚いた様子の裁判官。

 

 アイフルは盛んに弁明している。

 後でAさんに聞いた話だと、電話を掛けてきた相手は別の担当者だという。

 

 「困りましたね、判決を出しても被告は控訴するんでしょう?」

 しばらく考え込む裁判官。

 

 (わかっているんじゃないの、アイフルの対応が!)

 私の心の声がつい口から出そうになる。

 

 そして裁判官の思わぬ言葉。

 「被告にまだ主張があれば、続行しますが?」

 

 水を得たアイフル。

 「今回出せませんでしたので、次回判例を証拠として出します」

 それを受けて裁判官。

 「そうですか!それではもう一回だけ期日を入れましょう、できれば和解の方も・・・」

 

 (おい、おい、いい加減にしろ! 分断もなく過払い金も平成18年1月13日以後発生し

 た争いのない案件だ! 裁判ごっこしているんじゃないよ!)

 

 私の心の声も届くはずもなく、またも終結は次回に持ち越しになってしまった。

 こんな裁判官もいるんですね! 今まで当たった裁判官でベスト3に入ります。

 

 「入金日までの利息が付きますので、利息が増えたと思って我慢してください」

 Aさんを慰め、一緒に裁判所を後にした。

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Last updated  2012.11.06 07:13:00
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