6645415 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

萩2696

萩2696

Category

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
2014.02.27
XML
カテゴリ:自己破産

 裁判所からAさんの破産免責決定の書類が届いた。

 長かった、ようやくといった感じだ。

 Aさんに電話すると、

 「色々ありがとうございました」と、当時とは考えられない、清々しい声が返ってきた。


  Aさんが、最初に事務所に見えたのは4年半ほど前、奥さん同行で・・・ ・・・ 。

 奥さんからは事前に 「本人を責めないでください、自殺するかもしれませんから」

 と電話が入っていた。

  金融会社からの、借金合計1300万円 、借入先が銀行系のため引直ししても減らない。

 そして住宅ローンの残債は3,000万円あった。

 本人は精神的に病んでしまって、会社も休業、とても払っていける状態でなかった。



 「せっかく、手に入れたマイホーム、手放すなら死んだ方がマシだ」

 本人の気持ちもわかる。

 病気が回復して仕事に復帰したら、個人再生でも何とかいける。

 しばらく様子を見ることにした。


  個人再生を申し立てたのは、その2年半後だった。 しかしネックがあった。

 住宅ローンの借入額と物件購入価格に相違あることが判明した。

 本人は覚えていないとのことだが、その時の借金を住宅ローンに組み込んだようだった。

 不動産会社の入れ知恵だったのか?

 再生委員にも骨を折ってもらったが、結局不認可、あとは自己破産しかない。

 「自宅を守るのか? それとも家族を守るのか?」

 この頃には、本人の病状も回復、そして今、置かれている状況もわかったらしく、

 素直に自己破産を受け入れてくれた。

 仕切り直しの自己破産は管財事件、ここでも色々問題があったが、無事免責に漕ぎつけた。



 これで、借金からは完全に開放された。

 そしてAさんは マイホームを失ったが、それよりも大切な家族を守ることができた。

 奥さんも、大変だったが、返って夫婦の絆が深まったようだ。

 これからは、Aさんに、そして家族に幸多かれと願うばかりだ。

 

                         マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き

             (全国から無料相談受付中、場合によっては出張相談も可能です)

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.02.27 18:33:49
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.