カテゴリ:過払請求
カレッヂに対して過払い金返還の合同訴訟をしている、 依頼者の一人から1通の メールが届いた。 和解もしていないのに、直接、各依頼者に過払い金(元金のみ)の返還がなされとようだ。 ___以下メール___________________________ 萩原先生 お世話になっております。 カレッヂの過払い金返還を ご依頼中の✳︎✳︎と申します。 この度は、✳︎万円にも満たない金額にも関わらず、 熱心に取り組んでいただき大変感謝しております。 本当にありがとうございます。 そのカレッヂから、✳︎日に 簡易書留で「普通為替証書」が届きました。 為替と送付状のコピーを 添付PDFにてお送りしますので ご確認お願い致します。 金額は「✳︎✳︎、✳︎✳︎✳︎円」です。 萩原先生が先日お電話下さった際に 「利息込みだと✳︎万円くらい」とおっしゃっていたので、 恐らく利息なしの金額だと思います。 どうすればよろしいでしょうか? ひとまずこの為替を受け取り、 ✳︎✳︎、✳︎✳︎✳︎円分に対する御社への報酬をお振込みし、 さらに私からカレッヂに「残りの利息の為替も ✳✳宛に送ってください」と言えばよいでしょうか? 私からカレッヂに電話することは まったく問題ございません。 お手数ですが、対応をご指示頂ければ幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。 ______________________________ 当事務所はi依頼者の意向を踏まえて、過払金は過払い利息も付加した満額返還が方針だ。 そこで、元金だけ先に返還させて、 その余の過払い利息の請求を辞退させるつもりなのか ? 色々と考えてくるものだ。 ところで、代理人が付いているのに、直接、本人に過払金を返還するのはいかがなものか、 日本保証、クレディアが、今でもこの手を使ってくる。 弁護士、司法書士の代理権の範囲は代金(過払金)の受領権限まで含まれている。 どこかの業者が同じような行為をして、信義則違反として、代理人の弁護士に 対して損害賠償の支払いを命じた判決もあった。 とにかく、 各依頼人の意向を踏まえたうえで、今後の訴訟に当たることにしよう。
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Last updated
2015.03.10 12:50:18
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