2006/07/08(土)21:35
泣き疲れて眠る
…というのを最後にしたのはいつですか?
あれ、そーとー気持いいですよ。
私の中で幸福な睡眠の一位は「小学校の夏休み、
学校のプールから帰ってきたあとの昼寝」。
太陽に熱せられた空気、やかましいセミ。
けれど体は優しく冷え、心地よい疲れに誘われ、
時間を気にせずに眠るあの10歳の頃の感覚。
大人になってもう二度と感じることができない
と思っていたあの幸福な眠りに、負けず劣らず、
いいんだな、これが。
「涙を流す」とは全然違う。
本当に「わんわん」と泣くのだ。
もはやそこに言葉(〓思考)はない。
意味のない声を、30分でも1時間でも
ひたすら聞いてもらうのだ。
そうしてすべてを絞り出しただるさに、
熱くなった身をまかせ、
なににも恐れることなく眠るのだ。
疲れるまで泣けることの贅沢。
ぜひ味わってみてほしいんだな。