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カテゴリ:エッセイ・随筆
全館空調を導入すべきかについて、もう一度考えてみた 全館空調賛成派の⭕️君と反対派の❌君の、言い分方式 (前提) ・4地域 ・冬は寒く雪も降る ・高台にあり、風は結構通る ・夏は暑いが朝方は涼しい ・小規模地方都市の郊外 1 快適性について ⭕️:全館空調って快適らしいね。導入した人は、夏は涼しく冬暖かく過ごせるので満足している人がほとんどらしいね。 ❌:そうらしいな。特に最近夏長いから、その夏が涼しい家っていいよな。快適なのは確かだろう。それが全館空調最大のメリットだよな。 ⭕️:そうだよ。暑い夏も寒い冬も快適ってすばらしいよね。導入した人が満足しているんだから、それが答えだよ。 ❌:でも、初期費用が100〜200万くらいかかる。無料で全館空調にしてくれるなら導入でいいと思うけど、高すぎだろ。それに、春や秋は外気が気持ちいいから、窓を閉め切って全館空調を使うのは馬鹿げている。それに、メンテナンスコストだってかかるし、ダクトの配管ミスや停電とかでダクトにカビが生えたりしたら汚い空気を家中に撒き散らすことになるし、その修理コストも何十万とかかるだろう。10年〜20年経てばダクトだって交換や掃除をした方がいいだろうし、そのメンテナンス費用もかかる。それに、10年〜20年したら子どもは自立して家を出ていくから、全室快適にする必要もなくなってくる。エアコンだって10年、20年経てばカビないエアコンとか、一台で全室温められるエアコンとか技術革新ですごいエアコンが出てる可能性もある。夏だってエアコンつければ涼しいし、除湿機能も相当効果あるし、冬もエアコンつければすぐ暖かくなるし、少し寒いようならペレットストーブとか電気ヒーターとか加えれば全然快適だろう。全館空調なんかいらねえよ。 ⭕️:君のいうことも一理あると思う。けど、全館空調はスイッチひとつで全室涼しい・暖かい。これは非常に便利だよ。共働き夫婦にもありがたい。仕事で忙しいうえに、部屋を涼しくするためにエアコンつけたり消したり、毎日の気温に合わせて今日は暑いからエアコン、涼しいから窓あけるだけ、とか考えなくていいし、しなくていい。子どもが学校から帰ってきても、何もしなくても適温だから、エアコンつけたり、特に冬は、ストーブとか火事の危険のあるものを子どもがいじらなくていい。春や秋は、外気の方が気持ちいいなら、全館空調は送風モードにして、窓を開ければいい。 ❌:全館空調は止めるとダクトにカビが生えるおそれが出てくるから、24時間365日止められないんだってな。春や秋は無用の長物だな。 ⭕️:送風モードだと電気代は月数百円か千円くらいらしいから、低コストではある。日中は仕事や学校で誰も家にいなくて、防犯上窓を開けて換気することが難しいから、送風モードは換気になって有難いと思う。 ❌:ふ〜ん。換気は建築基準法で義務化されていて、第3種換気にすればいいから、日中誰も家にいなくても換気はできると思うけど、送風で空気を循環させるのはカビ対策とかではいいかもな。 ⭕️:それに、初期コスト高いけど、エアコン1台30万として、2つ、3つと各部屋につけたりすると、コスト差はかなり縮まるし、エアコンは結露で確実にカビるから定期的に掃除しないと。業者に頼むと、1〜3万くらいかかるから、3台だと3〜10万くらい清掃コストがかかるのでは。全館空調はカビのおそれはほとんどないから、そのカビのための掃除コストはない。それに、換気システムで、花粉やpm2.5などの害を最小限化できて空気がきれいなのも嬉しい。空気って当たり前だけど毎日大量に吸っているものだし。 ❌:あ、そういえば、全館空調は乾燥するらしいな。乾燥すると、ウイルスがうようよして風邪とか引きやすくなるぞ。寝て起きたときも喉がやられるぞ。お肌もかさかさになるぞ。加湿器の費用とか準備とか大変だよな。 ⭕️:エアコンをガンガンかけるよりは乾燥しないよ。それに全館空調は第1種換気システムになると思うけど、全熱交換型だと、湿度もある程度調整してくれる。洗濯物をあえて部屋に干したり、お風呂のフタを開けて置いたり、とかでも湿度はあがる。でも、加湿器は必須かな。それはデメリットかな。 ❌:各部屋に加湿器置くのか。各部屋の冷暖房を考える手間を省いた意味が薄れそうだな。 ⭕️:リビングとかに一台置いておけば、全館空調だと空気が循環しているから、全室に広がっていくんじゃね。 ❌:そういえば、停電や故障のリスクはどうなんだ? 九州で1週間くらい停電したことあるようだし、地震や災害で長期で停電したら空調はカビだらけになるぞ。 ⭕️:そうだね。。そのときは開き直って、お金かけて修理するわ。それに、停電て昔はあったけど、今はほとんどないしね。 ❌:お前は金持ちか! ⭕️:金持ちではないけど、節約して真面目に働いて、いざというときのお金を蓄えておくんだよ。 (おしまい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月20日 10時11分30秒
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