オーブ軍(31話～42話)

セイラン家の一人：ウナト・エマ・セイラン
性別：男
詳細：オーブの五大首長であるセイラン家の当主。宰相として代表首長であるカガリを助ける立場であり、実質的にオーブの政治を取り仕切っている。
カガリがアークエンジェルにさらわれた後も、国家元首の不在を取り繕いながら大西洋連邦との平和条約の締結を推し進め、黒海へのオーブ艦隊派遣に踏み切るなど、彼なりにオーブ一国の安寧に腐心しているようであったが、ロード・ジブリールを匿うという失策を犯した。

セイラン家の跡取り：ユウナ・ロマ・セイラン
性別：男
詳細：オーブの宰相ウナト・エマ・セイランの息子であり、カガリの婚約者でもある。オーブの五大首長の一つであるセイラン家の跡取り。長い髪の女性を好み、カガリの髪が短いのを残念に思っている。カガリとの結婚式の最中、キラのフリーダムに花嫁をさらわれてしまう。
オーブ軍の司令官として国防の任を担うが、指揮能力の低さや身勝手な言動から部下からの人望は薄い。国家元首として帰還したカガリに背任の罪を問われ拘束された。

すべての責任を負い死に逝く者：トダカ
性別：男
詳細：オーブ艦隊司令官を務めるオーブ軍の一佐。ウズミ・ナラ・アスハの掲げたオーブの理念を尊いものとし、セイラン家の意向を反映した軍本部の不本意な命令には面従腹背で臨むなど、気骨ある軍人。だが同時に軍人としての分もわきまえている。
C.E.71の地球連合軍侵攻の際には、家族を失ったシンを保護し、プラントへ移住できるよう取り計らうなどしたようである。
ミネルバ追討派遣艦隊の副司令官として、また旗艦タケミカズチの艦長として、ユウナを補佐しつつ実質的な指揮を執るが、タケミカズチはシンのインパルスガンダムによって轟沈。艦と運命を共にした。