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カテゴリ:放射性物質 原発
東京都が岩手からの瓦礫受け入れを発表した。
今回はとりあえず岩手の瓦礫を受け入れる。その後、宮城の瓦礫にうつるようだ。 今回の件、色々な疑問が生まれてくる。 まず、汚染状況についてなのだが文科省が発表している航空機による放射性物質のモニタリングは 千葉埼玉の航空機による放射性物質のモニタリング 茨城、栃木、群馬、宮城、福島、山形の放射性物質のモニタリング が出ているだけで今回かかわってくる東京都と岩手の汚染状況はまだ分かっていない 東京都の環境省に聞いた時、ニュアンス的には 東京の一般ゴミの方も高濃度に放射性物質汚染されてて岩手なんか東京より少ない汚染なんだから問題ないです!というような感じだ。 航空機によるモニタリングがないのに東京の方が汚染されていると言える根拠はよくわからないのだが、多分、ゴミ処理施設から出た飛灰(都市ごみなどの可燃性廃棄物を焼却炉で焼却処理する際、排ガス中に同伴されてバグフィルタなどの集塵装置で捕集された固形物をいう。)などから言ってるんでしょう。 本当にそうなのか検証してみる 都内一般廃棄物焼却施設における飛灰等の放射性物質等測定結果について 岩手一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性物質濃度の測定結果について 東京でのセシウム合計数値、飛灰については最高で江戸川清掃工場の12920ベクレル/キロ 岩手でのセシウム合計数値、飛灰については最高で一関清掃センターの30,000ベクレル/キロ 少なくとも岩手の一般ゴミの方が汚染されているのは確かです 岩手の方が汚染度が低いというのは乱暴な気がします。 また、モニタリングを見るかぎり同じ県でも場所によってかなり汚染状況が違います。 東京より岩手の瓦礫の方が放射性物質汚染度を一部調べたら低かったから問題なく瓦礫を受け入れるというのはあまりにも乱暴ではないでしょうか。 受け入れ時も測ってから受け入れるといいますが、そんなに大量の廃棄物を果たしてきちんと調べられるのでしょうか? 青森は事実上受け入れ拒否の姿勢を出しました。 八戸市、微量でも処理不可 本県がれき放射性物質 では岩手の瓦礫をどうするんだ、周りの人はどうするんだと思いますが、岩手の瓦礫総量580万トン。 東京都が来年の3月までに受け入れる瓦礫1万1千トン・・・・。 新たに焼却施設を作る方が良いと考えてしまうのですがどうでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.02 12:15:35
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