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カテゴリ:放射性物質 原発
素人なので今回、放射性物質が大量に出された事で何が危険なのかよくわかってないので原点に戻って勉強してみたいと思います。
放射性ヨウ素が大量に出た事の危険性としては「甲状腺がん」に将来なる確率が飛躍的に増えるという危険性。 素人の私は、なぜ放射性ヨウ素が甲状腺にたまると甲状腺がんになるのかという根本的な事が分からない。 放射性ヨウ素の半減期が8日ならせいぜい数週間くらいしか放射能を出し続けないのになんで危ないのか? まず半減期について色々と調べてみました。 ここで私の放射性物質の半減期という物の理解が間違っているという事が分かりました。 環境研ミニ百科「半減期について」 私は今まで放射性物質が仮に1個あるとしたら半減期というのはその1個の放射性物質がバーッと出してる放射能が段々電池が減るように弱くなってちょうど半分の力になるのが半減期という物だと思っていました。 しかしそれは間違いで放射性物質は放射性物質が別の物質に変化する時に放射能を一回出しだけ。又、放射性物質が変化する時期はいつか分からない つまり半減期とは放射性物質を数百万単位でまとめて観察していくと大体半分くらい変化する期間の事。 乱暴なイメージでいうとドンパッチ(知ってるかな?つぶつぶの顆粒状の小さな飴で口に入れるとはじけるの)が一気にバチバチバチッッとはじけるのが半減期の短い放射性物質。(元の放射性物質はなくならずに違う物質になるけれど)パチ・・・パチ・・・とまばらな刺激のドンパッチが半減期の長い放射性物質。 放射性ヨウ素みたいに半減期が短い放射性物質は一気に放射能を放出するために放射能の威力が強いという事になります。 これで考えると放射性ヨウ素による甲状腺ガンは初期被曝が大変重要な問題になると想像がつきます。 強い放射能で被曝するとその傷つけられた甲状腺は後々までダメージを負って健康に影響するという事になります。 甲状腺ガンは放射性ヨウ素の放射能によるものだとすると初期被曝以外は心配しなくても良いという事になりますが(実際にチェルノブイリでも小児甲状腺ガンはある時期から減ってきている。初期被曝してない事故前の子供が増えてきているから)見方をかえると放射性ヨウ素が検出されなくなった時まで気をつけていなくてはいけなかったという事。 それなのに国は放射性ヨウ素は問題ないと一番大事な初期の時期に言って対策をしなかった。 ある資料からその矛盾点を考えてみました。 日本核医学会 被災者の皆様、とくにお子さんをお持ちの被災者の皆様へ これを読むと赤文字で「最初の情報と今は状況が違うのでここのページで書いてた事は合ってないから個人で十分に注意して最初に言ってた事はおかしいのに気がついてね」って後出しジャンケンみたいな事が追加されていますが、あえてここに書いてある事を読んで疑問に思った事をかきましょう。 チェルノブイリ事故でウクライナやベラルーシには小児の甲状腺ガンが増えた。しかしポーランドでは甲状腺ガンは増えなかった。 増えた理由 ウクライナ、ベラルーシ 1.ヨウ素剤を配らなかった。 2.汚染された牛乳を飲み続けた 3.周りに海がないから食事からヨウ素をあまり取れてなかったと思う ポーランド 1.ヨウ素剤を配った 2.汚染された牛乳を飲ませなかった 3.周りに海があって食事からヨウ素がとれていたと思う。 結論 日本は周りに海があって普段から食事にヨウ素が入ってたはずから大丈夫。 おかしい、あきらかに結論がおかしい 日本がポーランドと同じ点は3の、海産物からヨウ素とってたと思うから大丈夫という各家庭の食生活でしかも1日どれくらい意識的にとってたかなんて分かんないような曖昧な根拠の3しかあってない。 しかしウクライナ、ベラルーシのなった原因の1と2、原発事故で確実に影響があった部分が当てはまっている。 普通に考えても日本は問題のあるウクライナとベラルーシの状況に酷似している。 幼稚園児でも論破できそうな矛盾なのになんで政府や核や原発関係者は正式に発表していたのだろう。 私たちは、はじめが肝心だった放射性ヨウ素の対応をまるっきり間違って教えられた。 もうどうしようもない。 外に出て思い切り空気も吸ったし、汚染された水も大量に飲んだし、牛乳も飲んだのにヨウ素剤は飲まなかった。 あの時、危険だからと言ってくれた人はいたのに、風評だのデマだのと言った。 一番本当の事を言うべき所が・・・・。 今後は乳児検診項目に甲状腺を入れるべきだ。絶対に。 今更、放射性ヨウ素についての対応はそれしかないのだから。 チェルノブイリ事故と甲状腺ガン こちらの資料でも甲状腺ガンは触診では進行がんしか分からないので、きちんとした診察をしないと分かりにくい症例が多く、又転移もあるので検診は大変重要な事だと思います。 触診ではダメという事。今後、放射能が心配で受信した親をないがしろにせず、親身に調べてくれるお医者様が必要となってくると思います。化学物質過敏症のように・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.09 11:16:04
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