|
テーマ:●食べた物の画像♪(85531)
カテゴリ:[外食:和食]
近所のお寿司屋さん。親父さんとお袋さんが店を出して今年 で35年。今は息子さんと2人でカウンターに立つ。 時々出してくれる香りの良いマグロはなかなかのもの。お昼 の定食は「握り5カン+小巻+椀」で500円。大盛り!・・と頼 めば、握り2カン追加してくれて50円UPの550円。 「若(息子さん)」は「利き酒師」の資格も取って、近隣の地酒 を中心に「お試しセット(1,000円で3種)」とか、楽しい企画をし てくれる。 この日の「お造り盛り合わせ」は大したモンやったで。サスガ に35周年記念営業とあって、相当気合入っとる。 どの和食屋さんに行っても、何気なく出てくるお造りを、何気 なく食べてしまいがち。 しかし、ちゃんとネタを吟味して仕上げれば、これだけ美味し いものになるんですよ・・と示しておるよ~な一皿やった。 コストを考えれば大変やとは思うが、和食コースの中の「お造 り」を、単なる通過点みたいな皿にせんためには絶対必要な コトやと思うな~~。 揚げ物は蛸とアナゴと新タマネギ。新タマの甘さが引き立つ わ。ダシをソースでとったらしい。なるほどな。 若竹煮と、ご近所酒蔵の純米吟醸生酒 筍と同じく季節モノのイカナゴの釜あげ。 レンコンまんじゅう。お酒は、同じ蔵元さんトコの97年のヤツ。 ただし、この2本の間で杜氏さん代わっとる。当然、酒のニュ アンスは、熟成させた差だけやなしに、狙いにかかっとるモノ のベクトルが違う。 なかなか楽しませてくれるなぁ。 巻きと鯖寿司、鯛骨の入ったにゅうめん。 デザートは酒粕を入れたジェラートと大納言小豆の酒煮。 大市の筍、播磨灘のイカナゴ、地元蔵元の吟醸酒、レンコン、 龍野のそうめん、・・・ 地元食材中心で、35年頑張ってきた親父さんのウデと「若」の 工夫が溢れた一夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[[外食:和食]] カテゴリの最新記事
|