2005/05/19(木)19:59
ラー油うどん?:西安家庭料理の深淵
またしても来てしまいました。
ナゼか病みつきになる中国4千年の実力。
キュウリの酢漬けは、酢と油とフォアジャオ(山椒)が渾然一
体となっちょる。どっちかっつ~とアタシは、最初の頃の手で
ヘシ折ったよ~な出し方の方が好き。
その方がキュウリの味が途中でして、甘酸っぱいの一辺倒か
ら「逃げ」の部分ができる。
水餃子は一級品よ、ここのは。
なんせ皮が美味いのよ、ここの水餃子。モチモチッとしとって、
その上、皮のなんとも言へん甘みがあって。
具の方も、肉気の強い餃子によくある臭みがない。脂もちゃ
んと感じられるし、皮とのバランスがまた素晴らしい。
(実は、某有名店の焼き餃子の臭さには辟易している。肉の
下処理と火の入れ方でスグ直るのに・・)
ナスの炒め:
油を吸いやすいナスを炒めて、こんだけ油を残そ~としたら、
いったいどれくらい油使うてんねん?
ウチの調理人ドノによると、ナスを炒めるとナンボでも油を吸
うていく、ほんでタップリ吸わせた後、火ぃ入れていくと、ナス
の中から、ナスの味が沁みた油がジワ~ッと出てくんねやて。
一旦吸わせてからやないと、ちゃんとナスの味が出た皿にな
らん・・・ふ~~ん。料理ゆ~てオモロイなぁ。
砂ズリ 醤油、酢仕上げ:
メニューにはそ~書いてあるが、調理人ドノが喝破したところ
によると、ズリを開いて酢漬けにしたモノ。そこへフォアジャオ
と油と醤油と唐辛子をかけちょるみたい。
だって、かかっておる油のたまりより、ズリ本体の方が酸っぱ
いモン。
うどん麺に特別ソースに油を!!:
後でメニュー画像出てくるケド、ほんまにこの名前で乗ってん
ねやで...^ ^;)
中国語書きすると・・・
油(友)麺:
真ん中の字は「サンズイに友」。この字を書くと、化けてBlog
が動かへんねん。
徳島へ渡って食う「真正讃岐うどん」以外でゆ~と、このうどん
が一番美味いと思う今日この頃。
二人ともコレが一番食べたかったので、ちょと分けてもらう・・・
っちゅ~くらいでは満足でっけへんやろし、ちょと分けてあげる
・・・っちゅ~気ぃも全然ないので一杯ずつ頼む...^ ^;)
うううう。
美味そ~でしょ?この画像見るだけで唾と汗が出てくるわ。
しかし、食べとる最中にこの色見ると、
「ワタシ、なんかエライもん食べとるんちゃうやろか?」
・・とゆ~気ぃが少しする。
体にエエよ~な色とは思えんよなぁ・・・
けど、これ食べると、下マブタあたりから小鼻の横にかけて周
辺がドンドン汗かいてくる。
フシギやねぇ。プコッチュ(韓国青唐辛子)とか、韓国料理の
赤唐辛子とは、汗かく場所がちゃうねん。
きっと、ツボマッサージみたいに、食材によって刺激の与えら
れる場所がちゃうねんな。
う~~ん。なんか「チャングムの誓い」みたいな話になってき
た...^ ^;)
ほんでも、やっぱしラー油を貯めた器・・にしか見えんよなぁ。
では、以下メニュー紹介と参ります。
ところどころ、以前とビミョ~に変わっておるのがミソなのよ。