2007/01/05(金)00:39
旅打ち日記中国編・その1
みなさま、あけましておめでとうございます!!
年末に書いた通り、年末年始の休みを利用して中国旅行に行って参りました、ニイハオ♪
(言っておきますがニイハオは本文と関係ありません)
とりあえず数回に分けてこの道中を書いていきますので暫くご辛抱の程を。
朝8時、大阪から新快速に乗り、旅が始まりました!
座った席が出入り口付近の補助席だったのでドアが開く度に寒さを感じる
姫路に着くとそれまでは一般客の方が多かったのですが明らかに「旅行カバン」を持った乗客がたくさん乗って来る。
中には駅構内の立ち喰いうどんを鉢ごと持込み、だしをこぼしながらそれを床に置き、手にはジャンプかマガジンの類の雑誌かと思いきや時刻表、肩から担いだリュックは登山に使うようなそれでこれまた床に置く時に周りの人に当たりまくったのに頭一つ下げすらしない青年もいました
因みついでに言うとその後も彼はイスを占領して横になって寝たりイビキをかいたりと甚だ迷惑・非常識な男でした。。。
姫路を過ぎると車窓は一変し、田舎の風景が広がる。
簡単に言うと3階立て以上の建物が激減するのであります。
また同様に、時折車内に入ってくる煙の臭い。
恐らく沿線の畑で焼いている煙が入ってきているのでしょう。
こういうのがより一層旅のムードを盛り上げてくれます
相生駅で向いのホームに停車している次の電車に乗り継ぐのですが、ドアが開いた瞬間みんなが一斉に向かいの電車に走って乗り込み席を取る様子にはビックリ
僕もその雰囲気を察し「席取り合戦」に参加しましたが、ドア付近の補助席だったというのが功を奏し何とか窓側の席をゲット
そんなワケで9時30分相生発糸崎行きに乗り込む。
18きっぷの利用者は先程書いた様な若い乗客だけでなく、外国人や定年を過ぎたぐらいのいわゆる「団塊の世代」の姿も見受けられました。
一方「超若手」もいて、幼稚園の子供も。
当然ながら家族と一緒なのですがこの一家がうるさいうるさい!
いきなり大声出すわ、泣くわ、走り回るわ・・・
これも旅の一風景、と割り切れる程の大人にあらず。
小さな子供はこういう辛抱の必要な各駅停車の旅は不向きやと思うんですがねぇ~。。。
12時13分、終点の糸崎着。
今回の乗り継ぎは途中の岡山で結構乗客が減ったので「席取り合戦」も無く余裕を持って好きな席に座れました。
先のうるさい家族は次の三原で降りたのですが今度は白人の家族が乗ってきた。
何語か分からないがその語調から英語ではないみたいだった。
子供はいたって利口でおとなしいのですが、父母どっちか分からないですが臭いがキツい
どこのどんなんかは知りませんが外人がよくつけているコロンの香りでしょう。
僕はこのテの臭いは本当に苦手であります。。。
14時21分岩国着。
次は14時38分発山口行きへの乗り継ぎで少し時間があったので昼食代わりのキットカットとトイレを済ませておく。
因みに家を出て以来の初トイレ。朝から水分を一切摂らなかったので首尾よくいきました。
(とは言え、電車内にトイレはあったんですが)
さぁ~、ここから山口!
興奮してみたものの正直、柳瀬さんを応援しだすまで山口県には全くと言っていい程興味はありませんでした。
(山口関係者の方々、すいません)
強いて言えば
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」
という辞世の句を残した吉田松陰のイメージぐらいでしかありませんでした。
また昨年(いや、このブログを書いている時点では2007年ですから一昨年)「竜馬がゆく」を読んで以降司馬遼太郎にハマって一時期読みまくっていた事があったのですが、何の作品だったか忘れましたがあとがきか何かで司馬遼太郎という人は人の顔を見てその人がどこの出身なのかを当てるという特技を持っていたというのを読んだのを思い出しました。
そこに長州人の特徴として面長である、という事が書いてあったのですが果たしてそうなのでしょうか???
因みに、僕が「竜馬がゆく」を読むキッカケになった「お~い、竜馬!」では吉田松陰・桂小五郎は面長に描かれていた。
そんな事を考えながら乗客を見ているとなんだかそんな気分になってきました。
(つくづく単純な男だと思いますが・・・)
女性はそうでもないのですが男性にそういう顔が多い様な気がします。
顔が長いというより顎がシュッとしてる感じ。
大阪の人間はどうなのでしょう?
基本的に男の人の顔なんか見ること無いからなぁ~。分からん。
そんなバカな事を考えているうちに16時30分新山口着。
朝8時から(いや、厳密に言うと家を出たのは7時過ぎか・・・)の長旅もようやく終了
予約していたビジネスホテルにチェックイン
このまま何もせずに寝るのは寂しいので荷物を置いた後、再び新山口駅に戻り1時間かけて下関へ。
下関競艇場近くに住む柳瀬さんの横断幕仲間の方から下関駅の名店街に300円でカレーを食べれる店があるという情報を頂いたので一路、名店街へ。
すると、な、な、なんと名店街が閉まっているじゃ、あ~りませんか!?
大晦日は18時閉店なんだとさ・・・
とりあえず立ち喰いうどんを。
下関らしく「ふくうどん」(こちらではふぐの事をふくと言うのだそうな)を食べようとしたら売り切れ、天ぷらうどんを食べる。
う~ん、なんとも悲しい年越しそばならぬ年越しうどんでした。。。
ホテルに帰って久々に飲酒
これ半分飲んだ時点で心臓がバクバクしだしてきたので就寝。
(というワケでここ数年年越しの瞬間は布団の中で知らぬ間に迎えております)