少ない年金を少しでも増やす方法2 国民年金基金
年金を確実に増やす方法としては厚生年金加入が一番ですけど、いろんな理由で働けないとか失業中・職探し中とかフルタイムでは働けないとか厚生年金がかけられる仕事にはつけないということもあるので、そういう場合は国民年金に加入になります。国民年金に加入している人が年金額を少しでも増やせるように、と作られたのが国民年金基金で、個人的に掛け金を掛け続けると65歳から基金分が支払われるというシステムです。良い話のようですけど、いろいろと注意点があります。この基金は出来た頃は掛け金に対する基金支払い額(私は戻り率という言い方をしたいと思います)が良かったようなんですけど、公の機関で資金管理が上手くなかったのでしょう、平成不況も相まって、資金不足に陥ったらしく、そうなるとどうするのかというと、掛け金を多くとり基金支払い額=戻り率を低くしていくんですね。つまり利用者にとって不利にどんどんなっていくわけです。なんですが、一応運営が公法人なので倒産しづらいであろうと(解散する場合は残った金額を掛け金に応じて分配するそうです…。)で、そういう状況の時には先に一般の会社や投資会社や銀行が大幅に破綻しているであろうから保険会社の年金保険よりも安定しているであろうという安心感を考えると、メリットはあるのかなと。なぜかって年金ってとにかくどんな時でも毎月(2か月に一回)生活費が出るということが大前提でそこをクリアするという意味では公法人の年金が安心だと思うんです。それで私は戻り率が非常に悪いとわかっていても国民年金期間中は国民年金もかけました。正直、合計数百万円の掛け金に利子など全くつかない状態で毎月少額が戻ってくるのに等しいんですけど盗まれない箪笥預金だと思ってそこは割り切りました。現在は利率が上がっているのでいまからかける人たちは戻り率が良くなっているようで、この戻り率は加入時に決定して変動しないので20代~40代で国民年金の方にはお得なんです。なので1口からでもとりあえず掛けたほうが何かしら安心だと思います。国民年金基金とiDeCoは併用して毎月75000円まで入れるので国民年金基金に1~2口、残りiDeCoみたいなかけ方が将来大不況で株が大暴落、みたいなときに安心だと思われます。50~60代の方はちょっとかけ方にコツがあるので後半で書きます。なぜかというとパンフレットとかに書いていないいろんなルールがあるので先にそれを書いておきます。1.国民年金基金をかける場合は国民年金の付加というお得なシステムに入れなくなります。しかし、付加はお得だけど少額なので長い目で見るなら、国民年金基金に掛けておいたほうが年金受取額が増えます。2.国民年金基金は加入したら厚生年金に加入するまでやめられないのですが、掛け金を減額することはできるので1口からでも継続してかけるのをお勧めします。3.厚生年金に加入することで脱会になるので、契約・派遣社員の方など、何度も転職をする場合は、職探し中、一時的に国民年金の間に加入したほうが良いと思います。一旦脱会してまた国民年金に戻ったら再加入できます。4.かけられるのは60歳までですが、国民年金の未納期間があった方は65歳まで国民年金が支払いできるのでその間国民年金基金にも加入できます。5.受け取りは65歳からで繰り上げ繰り下げはできません。物価スライドもありません。6.受取額が月額1万円に満たないと年1回支払いなどになります。他にもいろいろあるのですが、以上の事を考えると50~60代で加入する方は、加入可能期間中に受給月額が1万円以上になる掛け金でかけたほうが年金として月々の生活費に活用しやすいのでできるだけ多い掛け金で頑張ってかけたほうが良いと思われます。私も受給額が隔月になるように頑張って口数を増やしたので65歳になったら月に1万円ですけど年金基金が出ます。たった1万円でも、年金として隔月に受け取れる額が少しでも増えたほうが良いに決まっていますし、年額12万円と考えて、臨時出費に備えることもできます。20代~40代で掛けられる人は、月に数万円以上年金が増えることになり、国民年金だけだと月7万円のところが、月10万~15万円位、掛け金によってはそれ以上で全然違ってくるのでとりあえず掛けておいたほうが良いと思います。戻り率は決して良くない国民年金基金ですけど、1.公的年金みたいなものなので倒産とか心配せずに不況でも確実に出る(と思われる)2、盗まれない箪笥貯金だと思って割り切って掛ける3.投資や貯金で口座にお金を持つのと違って詐欺などで失くすことがないというような利点もあるので分散投資のつもりで年金基金にもかけておくのはありだと思います。画像をクリックすると詳細が見られます。