年金が少ない方の対策6 必要生活費を考える
年金関連公的機関の発表によると年金受給者の約半数は年金月額15万円に満たず、反面、一人暮らし年金受給者の必要生活費は16万円とのこと。しかし世の中では、それではどうしたらよいかという具体的なアドバイスやサポートはなく、職が安定していた人のみ受けられる様々な特典ばかりで年金が多い方は自分は大丈夫、としか考えないし、雑誌などでは、年金がすごく少なくても楽しく生活、と一見ためになりそうな見出しなのに実際はつじつまの合わない何の役にもたたないうわっつらの記事ばかり。(年金5万円とか8万円とか言ってるが、実は他に大きな収入や資産がある人が、のんびり暮らしてる話で、少ない年金で生活を全てまかなう話ではない。)この話は私を含め、年金予定額が16万円に満たない人が少ない収入で暮らしていくために出来ることを考えながら書いています。少額年金受給者は大きく分けると1.国民年金加入の自営業者2.厚生年金加入の夫を持つ妻(国民年金を払ってないが自動的に加入している形になっている。その負担は結局国民の税金で払っていると思われ、本人は支払いなしで国民年金を受給できるというものすごくお得なシステム。)3.障害や病気で就業できない期間が多かった方。4.自ら職に就かずに国民年金の方。5.失業・リストラなどを得て職が見つからない方6.非正規労働者で以前厚生年金に加入できなかった方7.子育てや介護で離職期間が長い方8.正規&非正規労働者で収入が少ない方と状況が大きく分かれるのですが、1&2の場合は他に収入や資産があるので生活に困窮しているわけではない場合が多いです。問題は3~8のケースで、4のケースは自業自得ですが3.5~8は本人の努力ではどうにもならない事が多く、社会問題なのですが、今の所解決策はポイントがずれたものが多く問題解決されていません。また1~7は国民年金加入者で、国民年金の受給額が低すぎるのも問題だと思われます、私も平成不況で会社や部門が合併閉鎖したり、当時は厚生年金に加入出来ない契約や派遣社員期間が長かったり、介護離職したりで年金がとても少ない上に災害で家や所持品を失って貯蓄を使ったので余裕はありません。老後に年金で暮らしていけるように生活費の見直しを年金受給前に10年位かけて徐々にやっていこうと思っているところです。なぜかというと、仕事をしていると、健康のため食事は良い物をとる、気分転換のため友人との会食は大事、社会人として身だしなみ、衣類に気をつける、体調管理でマッサージ等受ける、親孝行費に糸目はつけない、自分に投資やご褒美も大事。とかなんとかいろいろ理由があり出費がかさむことも働いて収入があるとまかなえていたんですけど、その感覚で年金生活に入ると大変な事になると思うので、徐々に年金額での生活に慣れていかなければと。それで必要最低額の出費内訳を考えてみました。総務省『家計調査報告〔家計収支編〕2025年平均結果』によると、65歳以上の単身無職世帯の月平均可処分所得は11万8,465円、消費支出は14万8,445円だそうです。しかし毎年物価が上がっていますし、メディアで見た最新の消費支出は約16万円だったので、消費支出16万円として考えてみます。内訳で考えると、一番大事なのは、・食費・光熱水道費・通信費(携帯・PC関連)・税金・介護保険料(必ず引かれるので)なのでまずここの計算。さらに人によって金額が大きく変わる・交通費・医療費・親族関連費(介護・供養・実家管理など)・住居費(ローン・家賃・リフォーム・保険含む)・ペット関連費も計算します。そして残りで・娯楽費(旅行・趣味・習い事含む)・交際費・生活用品・日用品・衣料費を考えます。私の場合、大雑把に無理のない節約金額=今の感覚のままからの節約生活(今の生活よりも大幅に節約しているが)を考えると、食費 9万円=1日3千円光熱水道費 2万円通信費(携帯・PC関連)2万円税金・介護保険料(必ず引かれるので)2万円交通費 1万円医療費 1万円親族関連費(供養・実家管理など)1万円住居費(リフォーム・保険含む)1万円娯楽費(旅行・趣味・習い事含む)2万円交際費 1万円生活用品・日用品 1万円衣料品 1万円そうするとあまり無理のない節約生活費が24万円!になり私の年金収入に対しかなりの金額になってしまうのでこれを切り詰めていきます。食費 6万円=1日2千円光熱水道費 2万円通信費(携帯・PC関連)2万円税金・介護保険料(必ず引かれるので)2万円交通費 5千円医療費 5千円親族関連費(供養など)5千円住居費(リフォーム・保険含む)1万円娯楽費(旅行・趣味・習い事含む)5千円交際費 5千円生活用品・日用品 5千円衣料品 5千円合計16.5万円これって公的機関が出している一人暮らしの最低限の生活費16万円にほぼ近いので現時点ではこれが目安と考えて良いのかなと思いました。時と場合によっては医療費や住居費が大幅にかかり、その場合は、親族関連費、娯楽費、交際費、衣料品を節約し、楽しく暮らすには食費、娯楽費、交際費、生活用品や衣料品にかけて親族関連費などを節約するなどあるのかなと。月に5000円の余裕しかない項目が多いのは厳しいですけど、それしかないのであればそれで間に合わせるしかないですけど、本当はそれぞれ1万円で合計3万円増しの20万円で考えられたら良いなと思います。この他に、家電の買い換え費用などを別に特別出費・予備費として年間20万円位確保しておく必要があると思っています。勿論100万円位あった方がいいですけど最小限必要範囲で考えました。年金を繰り下げ受給する10年後の物価は変わっていると思いますが、そこまで考えるとキリがないのでとりあえず現時点での目安を出すと具体的に考えやすいので現状の情報で考えました。そして当面の目標は食費や住居費、娯楽費、交際費、生活用品、衣料費を徐々にこの金額に慣れていくつもりです。計画通りにはいかないし、月16万円でやっていけるかはわからないけど何かしらはっきりした目安がないとわかりにくいのでこの方法は良い方法だと思います。ちなみに繰り下げ出来る余裕=65歳過ぎて生活できる給与の仕事があるかどうかは未知数なので、実際は繰り下げが全く出来ないとか出来ても1~2年の可能性が高く、その場合はこの予定額の年金にはならないのでここで書いてあるのは私の場合は理想像です。これからの生活どうなる? に備える 記入式 年金生活ビギナーのための家計練習帳 [ 深田 晶恵 ]画像をクリックすると詳細が見られます。