テーマ:介護・看護・喪失(5169)
カテゴリ:母 脳梗塞 リハビリ
母が脳梗塞になり、鼻からチューブを入れたことにより
ぐったりして、意識が朦朧としてしまいました。 リハビリしようにも嚥下訓練しようにも 意識が朦朧としているので何もできません。 車椅子に座ることさえも難しく ずり落ち防止ベルトでささえて短時間座れる状況でした。 朦朧としているので ゼリー状の嚥下訓練用食事をスプーン1杯食べる事さえ 難しく、医師からは胃瘻を薦められました。 医師によると、今後立つことも口から食事をすることも 期待できないだろうとの事でした。 しかし、諦めてはいけない、できる限りのことをしよう、と まずは母に意識をはっきりしてもらって 嚥下訓練できるようになってもらおうと 母へ呼びかけをしました。 お母さん、とも呼びかけましたし 脳の活性化になると思って、母の名前でも呼びかけしました。 デイサービスのスタッフさん等が呼びかける、○○さん、 母の幼馴染が呼びかける、○○ちゃん、 母の兄弟や親類が呼びかける、○○姉さん、 定年まで勤めた仕事での呼ばれ方、 母はいろんな呼ばれ方をされていたので それぞれの呼び方で呼ばれたら、 脳が活性化すると思ったからです。 特に仕事での呼ばれ方は、朝、仕事に行くために 眠い中、祖母に起こされて頑張って支度をしていた母を思いだし 覚醒に効果があるのではないかと思ったのです。 すると、お母さん、○○さん、と呼ばれても反応しないのに 仕事での呼ばれ方をしたら、しっかりと、はい、と答えました。 母は定年まで熱心に仕事に取り組んでいたので、 仕事に関してはこと責任感があり、 朦朧としていても対応しようとしたのだと思います。 しっかりはいと答える母に、大丈夫かもしれない、と 一筋の希望が見え、毎日沢山の呼びかけをしました。 呼びかけて、脳を活性化し、手を動かす運動や 話したり歌ったりという、ベッドでできる運動をし、 それをきっかけに少しづつ回復してきました。 朦朧として、医師に匙を投げられた母が 支えがあれば歩け、柔らかい食事を楽しめるようになったのは 本当に奇跡のような回復でしたが、それは 呼びかけに返事をすることから始まったと私は思っています。 母が退院後も、脳を活性化するために いろんな言い方で毎日沢山の呼びかけをしていました。 母への呼びかけは 私にとって希望がもてる、気持ちが明るくなるものでした。 もし大切なご家族が同じような状態の方がいらっしゃったら いろいろな呼びかけを沢山し、元気よく返事してもらってください。 もしかするとそれがきっかけで、回復されるかもしれません。 病院で静かにはっきりと伝えたいときや 耳が遠い方や朦朧としている人への呼びかけにも使えます。 一見単純に見えますが、使いやすく工夫されているロングセラー商品です。 詳細や購入は画像をクリックしてください。楽天店舗に移ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.21 00:10:10
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