今は昔 株主総会 お土産シリーズ
今はもう昔話となってしまった株主総会に出席するともらえたお土産について初心者(=株主総会出席回数少ない)の目線で(そんなレポートに興味ある人いないと思うけど)備忘録として書いておきます。お土産って、わざわざご足労頂いた事へのお礼・交通費代わりだと思うのですが、景気で廃止されたり復活したりするようです。遡る話をしますと、株主総会のお土産は母が株主総会に行っていたらしい1990年代はもらったことはないと言っていたので、1990年代にバブルがはじけて廃止する会社が多くなり2005年前後にまた復活したもよう。私が10回位行ったのは2012年位~で行く時間があった年は1年に3社位行きました。その時は大抵の会社がお土産を出していました。当時は物価も株も低迷していたので、会社側としてもできるだけ幅広い層の人に株主になってもらい資金も集めたいし会社に興味をもってもらいたい、株主総会にも来てもらいたい、人気の会社になりたい、話題にも登りたい、ということでお土産を熱心に配布していたのだと思います。なので、株主総会を1日にいくつも廻って、お土産だけもらって、次に行くという人も少なからずいて、手にいくつもいろんな社名入りのお土産入り紙袋をぶら下げた人達をあちこちで見かけました。総会をはしごしてお土産を持ち歩くのは体力もいるからか、女性はもっと見た目を気にして纏めるからかもですが、お土産を5~6個も持っている人は退職世代の男性(現在70代位)が多かったです。同時に目立ったのが、30~40代の夫婦と小さい子供やベビーカーの赤ちゃんで、家族4人、0歳~5歳児にも株主札をつけて、お土産の袋を人数分ぶら下げて場所もとるし大声で、総会土産ハイになっているようなファミリー層も見かけました。総会は本来は会社の状況を知る場所なのでそれを見ると、お土産は嬉しいしあったほうがいいけどむやみやたらと配るのもどうなのかなあ、って思えました。お土産の中身なんですが、本来はその会社の製品とか、関係あるものがいいけど、全然関係ない(わけはなく、たぶん繋がっているけど関係者以外にはどんな繋がりか全くわからない)缶入りのクッキーとか、自社製品でもボディソープとか食品とかなんかわからないけど、妙に嵩張って重い物を選ぶ会社が多かったと思います。A.重くて嵩張るのが気持ちの重さと高級感を表しているという昔の引き出物の選び方みたいな考え方なのか、B.重くて嵩張る物を渡して、他社の株主総会へ行く気力を失わせようという策略なのか、意外とBの意味合いが強いんじゃないかと思いますが、多分理由があったと思います。私がもらったのは缶入りクッキー(重い)ボディソープ(めっちゃ重い)発芽米とか(これ出します?キロ単位で重い)日用品詰め合わせ(洗濯物干しピンチ!入り大袋!)日用品詰め合わせ(芳香剤とか、地味に重い)自社製品&昨年度の購入プレゼントの詰め合わせ(ん~)ラップ詰め合わせ(軽いけど嵩張る)自社製の小さめの缶ケース(ちょっと重くて嵩張る)最高級品ハンドタオル(まれに見る超良品で◎)そんな感じで重くて嵩張る物がほとんどでした。他社では、重くて嵩張ると言ったらこれ、とらやの羊羹、自社食品の詰め合わせセット、ワイン、グラスセット等さらに嵩張って重い物がいろいろあったようです。でもこれらも新型コロナの流行で人を呼ばない方向性になりほとんど全社で廃止。最近ほんの少し復活したようですけど、廃止のままの会社が多いです。またいつかそのうちに復活するのかしないのかわからないので何かもらって楽しい思いをしたい方は株主優待品のほうに注目したほうが良いかもですね。検索すれば未だにお土産を出している会社は見つかると思います。たぶん、人を集めたい、話題性を持ちたい、自社や自社工場を見て欲しいという地方型の企業はお土産を出していると思うので、旅行感覚で行くのもありかもしれませんね。私もちょっと素敵なお土産を出す企業だけど交通費に2万円位で、1日がかりでホテルに泊まったら諸々で5万円位かかっちゃうなあという会社を知ってるんですが、いつか旅行気分で行ってみたいです。画像をクリックすると詳細が見られます。ky