親切な年上の友人のありがたみってわかりにくいのかも
昨日、沢山の仕事帰りの方達がごったがえすターミナル駅へ向かう道すがら、私のすぐ後ろから「どうやって生きていこうかな~と」と明るい大きな女性の声が聞こえてちょっとびっくりしましたが、すぐ、別の女性が「ああ、どうやって生きていくのか、っていうのね」と聞き、「そう、それを最近考えているの。」と先ほどの女性が返しているので、あ~女性同士のおしゃべりか、とほっとしました。二人とも、声の感じ私位の、つまり中高年で、仲が良い同僚みたいです。最近気になること、みたいな話を気軽にしていたんだと思います。私のすぐ後ろで話してたから聞こえただけで、聞こうとしていたわけじゃないので、そのあとちょっと会話が聞こえにくくなって「お給料が・・・だから・・・どうにか・・・しようかなと」 と先ほどの人が続けると「あ~私もそれよく考えてたけど、アラ還(還暦)すぎたらもうそういうのはどうでも良くてもっと別の事考えるようになった」ともう一人が答えてました。たぶん、どうやって生きようかとと話していた方は40代後半とか50代初めの方で、お給料が少なすぎて、生活するのにやっとで今後どうしよう、年金だってすごく少ないし、収入を増やすためには、どうしたらいいんだろう、転職はこの年では難しいし・・・って悩んでいたのかもしれません。それって、平成不況やブラック企業に翻弄された労働者共通の悩みなんだと思います。しかし同じ境遇でも、60になると、今更転職も無理だし、そういうことで悩まずに、何も考えずに働いて、もっと具体的なことのほうが大事、って伝えようとしてるんだけど、まだ夢見る余白=若さがある人にはぜんぜん響かないんだろうなと。40代の人には60歳の人の気持ちはたぶん理解出来ないでしょうし、年上の人ってすごく離れて感じるものなので(5歳でも年上だと、もう別の年代の気がするものです。5歳年下だと、同年代って思うのに。)やっぱりこの人、おばさんっぽい考え方なんだなって思ってしまうのかも。それで思い出したのは、25年位前のガラガラの市役所だったかどこかでカウンターの女性職員がおしゃべりをしていたのが聞こえた時の話です。当時としても、そんな私語を平気でかわしてるのがあり得ないなあと思ったので印象に残ってます。20代後半位の女性が、「ボーナス出たら洋服が買いたい」と言うと、同僚の40代後半位の女性が「私も昔はそう思ったけど、今は絵ね。絵っていいわよ。」って言うけど、若い方の女性は「・・・」って何もいいませんでした。たぶん心の中では、「すごいおばさんっぽい事言うなあ、洋服が欲しくなくなったら終わりじゃないの。」とかって思ってたかもです。私は当時、その人達の中間の年代だったので、どっちの気持ちもよくわかったのですが、若い方がもう少し年上でもう一人の方の気持ちがわかったら楽しく絵とかインテリアの話ができたんでしょうにと思いました。まあでも、絵とかインテリアとか、お金の使い方とか人それぞれだから、同い年でもなかなか話が合う人はいないものかもしれませんね。いないから、なかなか、良いアドバイスや良い刺激になる話がお互いできないというのも残念だと思います。年代が違っても親切な気持ちがある方は、ちょっとした話でも学ぶ事が多いしまたこちらからの話も好意的に受け止めてくれるので大事にお付き合いしています。画像をクリックすると詳細が見られます。