ベルト通しの付いてないスカートに ベルト通しをつける!!
ベルト通しというのは、服のウエスト部分についているベルトを通す細い紐です。一見、たかがベルト通しですが、されどベルト通し、でこれがあるとないとで大違い!なんです。例えば、コートとかにベルト通しがないと前を開けて着た時にベルトが落ちてしまうのでなくてはならない物なんですけど、もう一つの大事な用途があります。それは、ウエスト位置にベルトを安定させるということ。ベルト通しがなくて、ベルトが安定しないとどうなるかというと、体の動作でベルトが上下に動きます。ワンピースなら、ベルトが上下してもあまり問題はないのですが、これがスカートのウエストで上下するとベルトがスカートから外れて、ブラウスの上に来たりして数分ごとにベルトを直すという面倒な状況になります。最近はベルトがあまり流行っていないということもあって、また、経費削減もあってベルト通しのないスカートがとても多いんですが、仕事用のスカートなどは、やっぱりベルトでメリハリつけた方が見た目が良い事があります。なぜかというと、ブラウス・シャツなどにスカートを合わせるだけの時って洋服が半々の分量になってポイントがぼやけるのでベルトでメリハリつけたほうがすっきり見えるんですね。まあ、最近はだらだら~と着るのも人気なのでベルトなんかいつの時代の着こなしだよ、みたいに思う人もいるかもしれないけど、それは、スカーフもそうだけど合わせ方、着こなし方、だと思います。話戻って、それで仕事用に購入したスカートにベルト通しをつけようと思って、最初にしたのは、太い糸をベルト通し代わりに縫いました。ですけど、数回使うと傷んできてこれじゃだめとわかりました。次に考えたのは、太くて丈夫な糸をかぎ針で鎖編みにして縫い付ける事ですが、それで多分充分なんですけど、もしかしてこっちがいいかな、と思いついたのが、リボンを使う方法です。数ミリ幅のリボンをベルト通しとして縫い付けるという方法です、綺麗に縫い付けるのにちょっとコツがいるのと、ちょっと手間がかかりますが、良い感じに仕上がりそうです。1枚のスカートに5箇所つけたいのですが、まだ3箇所しか出来てなくて、無理せず、疲れないように少しづつ縫う予定。使い勝手が良かったら他のスカートにもつけていきたいと思っています。ちなみに、直線手縫いが出来る人なら誰でもできますが、慣れない方は丁寧にゆっくり、細かく縫うと綺麗につけられます。そんな暇はない、お金はある、という方はショッピングセンターとかクリーニング屋さんに入っている洋裁のお店に頼めます。たぶん1枚3~5カ所つけると数千円しますが綺麗な仕上がりだと思うしその値段で快適さが手に入れば安いと思います。下:こちらはお手持ちのベルトにつけて、ベルトがだらんと垂れるのを防ぐもの。ショルダーバッグにも応用できます。下:リボンはいろいろ使い勝手がありますが、(幅広だとそのままベルトとしても使えるし)何種類も手芸屋さんで購入すると意外と高価です。でもネットだと割安なので、気軽に数色買いできます。サイズや色もお店より豊富。画像をクリックすると詳細が見られます。