北朝鮮の携帯電話事情
あのチョンコの首都ピョンヤンで携帯電話の導入が決まりかけていたのだが、利用者の通話を政府機関が盗聴出来る設備が整っていないと言う事で約半年の延期になった。 北朝鮮政府は一般的な利用者の通話を総て盗聴するシステムを中国から導入する事でエジプトの通信会社オラスコム・テレコムに完成するまで半年間以上の猶予を付けたと報じられている。やはりチョンコの考える事はさすがで、総ての通話を盗聴する事を前提として携帯電話を許可したものである。そしてピョンヤンのみで利用でき、他の地方では利用出来ないとの事である。通信の秘密すら保てない電話など、どれ程の意味があるのだろうか。またその盗聴機材を中国から輸入すると言う事であるが、その中国の携帯電話も総て盗聴されているとの事である。 一党独裁国には自由など有り得ず、あるとすれば支配者側の支配の自由しかあり得ないと言うことが良く理解できる出来事である。