カテゴリ:内地の鳥
御蔵島に着いたのは早朝。久々に感じるのんびりとした島の雰囲気は、それだけでも和みます(^○^)。ドルフィンスイムにはまだ時間があったので、周りを少し散歩してみることにしました。もちろん首には双眼鏡をかけて(^_^)v。ちなみに御蔵島は海から根がそそり立ったような感じの島なので、かなり坂が急です。
ここでの探鳥のメインターゲットはもちろんアカコッコ。アカコッコと言えば三宅島ですが、隣接している御蔵でも記録はあります。散歩前に地元の人に『この島でコッコメって見ますか?』と聞くと『ああアカッパラね。少ないけどいるよ』とのこと(コッコメは三宅、アカッパラは御蔵でのアカコッコの呼び名)。期待を胸に坂を登ります。 島は鳥の声で賑やか。集落付近ではホトトギスやウグイス、集落を離れるとメジロ(シチトウメジロ)やヤマガラ(オーストンヤマガラ)の声がします。大きな羽音を立てて飛び立ったのは奄美でもお馴染みのカラスバト、あれ?遠くでアカショウビンっぽい声も聞こえるぞ! 汗を拭き拭き坂を登っていると、姿は見えないもののかなり盛大なさえずりが聞こえてきます。『ピーピーピー、チヨイチヨイチヨイ』って感じに2フレーズで聞こえます。一瞬見えた姿は小さいウグイス系。さえずりだけで確かめる術を持っていなかったので、必死に聞いて記憶しておきました。帰ってさえずりMDを聞いてみるとこれも伊豆諸島オリジナルの鳥、イイジマムシクイでした。アカコッコは結局見られなかったけど、ここでもしっかりライファーをゲットできて満足の鳥見でした(^○^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月17日 01時18分43秒
[内地の鳥] カテゴリの最新記事
|
|