鳥のさえずりで目が覚め、コッソリと身支度をして
朝の鳥見散歩に出かけました。アカコッコを求めて昨日とは違う道をセレクト。この島ではずいぶんと
ウグイスが人目に付くところに留まってさえずります。これならデジスコで楽勝かも。でもこの道はあまり鳥の姿が見えず、ちょっと
選択ミスでした(>_<)。
さて最後の3回目のドルフィンスイム。もうみんな手慣れた感じで、
エントリーも素早いし、イルカを見て遊んでくれそうか見当をつけて、
無闇に深追いしません。その代わりイルカがこっちに興味を示してくれたら
みんなで遊びます。
島かけすはというと、
昨日のイルカ・トルネードがまたできないかと
ジッと観察しています(^_^;)。イルカは
体全体を使っていろいろな表現をする生き物、仲間同士で甘噛みしあってじゃれたり、海面に浮かぶ藻の固まりで遊んだりと実に楽しそうで、豊かです。
今回は
ウミガメ(アオウミガメ)もたくさんいました。海面に呼吸をしにポコッと顔を出していたり、水中でも泳ぎ去るところをよく見かけました。いつものダイビングなら主役級なのですが、
ここではあまり相手にしてもらえません(笑)。
島をグルッと一周して、港が見えてきました。イルカとの時間もそろそろ終わり。考えてみれば、どんなに上手に泳げたとしても
水中はイルカの世界です。人間なんてイルカから見たら
『泳ぎの下手な二本足のイルカ』でしょう。そんな妙な生き物に興味を持ってくれて、しかも
一緒の時間と空間を共にしてくれる事は純粋な驚きであり、大きな喜びでした(^○^)。あのイルカの優しい目、今でもそれを鮮明に思い出すことができるし、ずっと忘れないことでしょう。奄美よりもずっと小さなこの島には、奄美に負けない自然がギュッと詰まっていました。