カテゴリ:内地の鳥
そういえば最近近くで鳥を見ていないなぁ・・・。奄美にいた頃は“生き物情報の収集”って目的もあって車でヒョイヒョイと出かけたんだけど。自転車や公共交通機関では行きにくい場所も多いし、谷津でヤマショウビンが出た時は気になったんだけど、『きっと人が凄いんだろうな』と思うと行く気が萎えちゃったし(^_^;)。
・・・とまぁ言い訳じみたことを考えつつも、鳥見したい熱が冷める事はないのです。会社には鳥情報が入りやすいこともあり、ヤキモキすることもしばしば。そんな時会社の人から『茨城の方に鳥見に行くけど』とお誘い(^○^)。もう二つ返事で行くことにしました。集合場所は谷津干潟でそこからは会社の人の車で浮島の方面を行く予定。初めて行く場所ばかりです。 まずは炎天下の下で汗をふきふき集合場所の谷津干潟へ。干潟にはキョウジョやキアシ、オオソリハシなどのシギの姿がチラホラと見えます。コアジサシはもういなくなっているし、渡りがスタートしてるっぽい。うーん、奄美に比べるとやっぱり季節感が違うなぁ。お、変な波紋が立っていると思ったら水路にアカエイが入っている!そしてふと近くを見るとセイタカシギ、それも背中にまだバンドが残っている幼鳥です。近くの鳥屋さんに聞くと、何とこのセイタカシギは誕生日(ふ化日)までバッチリ分かっているらしい。さすがは谷津(^_^;)。 ここからは会社の人と落ち合って、一路東へ。最初の目的地は霞ヶ浦の付近、浮島と呼ばれる有名な探鳥地です。ここではオオセッカとコジュリンが見られる・・・はずなのですが、一面のアシ原を飛び回る姿と声のみ。季節柄アシのてっぺんで鳴くことは少ないそうなので、ちゃんと見られず(>_<)。続いて関東の鳥屋の話題を最近独占しているレンカクの現場へ。まぁ、でもレンカクは去年奄美でバッチリ見ているので、ここは現場だけ見る事に・・・ってなんなんだこの車の数は( ゚_゚;)!ここでアイス売ったら小遣い稼ぎになりそう(ちなみに奄美で見た時は自分一人だけ)。 この後は茨城と千葉の境付近の田園地帯を回ってシギ・チドリを観察です。お馴染みのタカブやアオアシ、コアオアシといった淡水シギ類。コチドリもいるしジシギ類もチェックです。久々にフィールドスコープも大活躍。そして今日のラストはタマシギ(^○^)。地元の人に教えてもらった場所で静かに待っていると、ちょっと深めの草の間からペアが姿を見せました。こんな中からよく見付けたなぁ・・・。奄美の秋名で見た以来の久々の出会いにテンションも上がります。でも車からは出られないので、何とか車内からデジスコ。ブレ写真を連発しましたが、何とか記録を残せて一安心(^_^)v。初めて行く場所での鳥見を満喫の一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月29日 01時15分39秒
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