島かけすが子供の頃から今に至るおよそ二十年近くは恐竜の見方が大きく変わった期間でした。
“恐竜ルネサンス”と呼ばれる
鈍重→アクティブな生き物への転換がそれで、復元図もより活発な姿に変わり、本を見ながら目を輝かせたものでした。そういえば、
初めての一人旅は大阪に恐竜博を見に行った時だったかなぁ(^○^)。
幕張で行われている恐竜博のポスターが春から駅に貼ってあって、通勤の度に見ていました。で、ちょうどお盆時期だし、少しは人も少ないかなと思って行くことにしました。もちろん今回の恐竜博の目玉は、復元模型としては世界最大の
スーパーサウルス。その大きさは
ビックリ33mもあるそうです( ゚_゚;)。
“お盆だから人が少ない”という期待を
見事に裏切って、会場は
子供がたくさんでした(^_^;)。昔も今も恐竜は人気者です。会場はあるストーリーに従って化石を配置していて、今回は
“巨大化”と“多様性”がテーマになっています。巨大化のメインはもちろんスーパーサウルス。う~ん、
ただただデカイ、これ以上の感想はないでしょう(^_^;)。でも、その大きさの割には復元図を見ても割とスレンダーな恐竜だったようです(
45tで“スレンダー”はないか(笑))。で、全身をカメラに収めようとするとかなり前に回り込んで撮らなくてはいけません(↑)。
そこで
横から撮った写真を何枚かくっつけてみました(↑)。こうするとスーパーサウルスの長さがよく分かります。こんなのが地上を歩いていたんだなぁ。そういえば全長33mは
シロナガスクジラとほぼ同じ。最近のニュースではこれを越える全長35m近くのマメンキサウルスの化石が中国で見つかったらしいし、これで
地球最大の生物は恐竜になるかな??でも、これまで“シロナガス以上”ってニュースが出ては覆されて来たからなぁ(^_^;)。
“多様性”の主役は
羽毛恐竜。今回見たかったのは
両手両足に羽毛が生えていた
ミクロラプトルという恐竜で、復元模型が展示されていました。意外に小さいなぁ。ヒカゲヘゴを思わせる木性シダにしがみついている姿は何ともコミカル(^○^)。でも背中が青でお腹が白って、
配色がオオルリなんですけど(笑)。鳥が恐竜の一系統から進化した事はかなり広まっていて、今回の展示を見てもどんどん恐竜と鳥の境目が小さくなってるなって実感しました。