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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.05.25
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​​​佐藤信介「キングダム」OSシネマズ・ハーバーランド​​ 

​​​ ​​実は​、原泰久のマンガ​​「キングダム」​(集英社)​の隠れファンなのである。マンガはただいま54巻まで到達しているが、天下統一への道はまだまだ遠い。​​
​​ 秦軍は、戦国の七雄、隣国の韓と闘いを始めたばかりで、あと五か国を滅ぼす必要がある。数年がかり。作者の原泰久さん2006年「キングダム」を書き始めて十年を超える。手塚治虫文化賞ももらったし、彼自身も四十歳を越えてしまったのだが、今の調子で書いていくなら、紀元前221年の秦の統一で完成と考えても、後、十年では無理だろう。ちなみに秦王「政」が、始皇帝となってからもいろいろあるし、と、考えれば、ホントに完成するんだろうかという、期待というか、不安さえある。​​​​​
 さて映画の「キングダム」は、50巻到達記念の制作らしいが、すでにアニメもあるし、ゲームもある。ラジオドラマさえあるらしいので実写版となった(のかな)。いつもは見ないタイプの映画なのだが、今日は勇んでやってきた。
 ハーバーランドOSシネマは案外空いていて、なかなか快適だった。​​
​ 眠っている主人公「信」が木の檻の中で目覚めるシーンから始まった。遠くの軍団を眺めて感動しているようだ。​
​  こすっからい顔つきの主人(六平直政)の下で、もう一人の戦災孤児「漂」と出会い、二人が青雲の志を誓い合い、剣術の練習に励む日々が映しだされていく。​
 ところが画面を見ながら、奇妙な違和感で落ち着かない。
​​ 「あっ、そうか、この子らが、現代日本語をしゃべってるのが変なんや。画面と言葉が、全く合うてへんやん。これ、中国の歴史ちゃうんか?」​
 邦画の娯楽作品を、映画もテレビも、あまり見ていないからかもしれないが、中国古代の孤児たちが、今の日本語で会話しているのが、何とも不思議な拒否感というか、ズレの感覚を引き起こしているのだろうか、どうも落ち着かない。
 まあ、文句を言っても仕方がないとあきらめて、画面の展開を見ていて、何となく落ち着いていった。​  知っている「マンガ」の絵を映像が、かなり丁寧に追いかけていて、「それで?それで?」とシーンの展開についていくのに何の抵抗も感じなくなりはじめたのだ。「信」を演じる山崎君​なんて、だんだんと原作「キングダム」のマンガのシルエットそっくりになっていく。​​​​
​「そうか、これは想像しとったマンガの実写版とはちゃうな。まあ、いうたら実写化なんや。セリフも、日本語、マンガの吹き出しのセリフのまんま、ガキ言葉でええんや。シーンも、マンガのコマの中にあったまんまなんや。マンガの絵のように動かしとんねや。」​
「ふーん、今はそういうふうに作るんか。なんかアホみたいやけど、これはこれで結構オモロイ。原作読み直しみたいなもんや。」​

 というわけで、結構はまって、最後まで面白く見終わりました。
 さすがに、これはちょっと違うなと思ったのは、山の民の王、「楊端和」役の長澤まさみさん(さん付けね)と、「王騎」役の大沢たかおの二人。もちろん、シルエットは二人とも、原作マンガそっくりにしてあって、それはそれで笑えるのだけれど、なんか違う。​​でも、悪口をいっているのではない。
 今回の映画版「キングダム」はマンガで言えば、第一章にすぎない。続編を作る話はきっと出るだろう。その時に、この二人を見たい。映画が原作マンガをなぞっているとすれば、この二人だけは、少しズレて、はみ出している。そのはみだし加減が一番面白いのだから、特に王騎は、マンガ「キングダム」を読む限りでは、「信」の成長物語では重要な役どころ。どうなるか見たい。​​​​​​

​​​​  大沢たかおという俳優は名前も知らなかったが、今回の彼は、マンガの異形の王騎とはかなりずれている印象だった。長澤まさみさんが山の民の異様な武装、それでいて上着を取ると結構セクシーという装束で登場し、なんというか、女優の長澤まさみのまんま山刀なんか振り回している。これが何とも愉快だった。​​​​
​​ ああ、最後に、もう一つ、闘いのシーンがあって、数十人しかいない味方が、敵の大群の中で次々と倒される。でも、「信」「政」の掛け声で、次々と生き返る。不死身の軍団なのだ。まじめに観ている人には、あ然とするご都合主義なのだが、じつは原作もそうなっている。そこが、マンガの実写化といった典型的なシーンで、マンガで可能な奇跡は、実写でやると奇妙になってしまう。でも、この映画では許せる。そいうもんなんだと思った。いってしまえば、まあ、好きにやってくださいね、そんな感じ。​​
​ 本気で「夢」を追う「友情」は身分を超えるし、本気の「夢」が団結を呼びかけると、死者たちも蘇るのだ。まあ、そんなかんじ。ちょっとアブナイけどね。

 監督 佐藤信介
 原作 原泰久「キングダム」
 脚本 黒岩勉  佐藤信介  原泰久
 キャスト
  山崎賢人(信)
  吉沢亮(政/漂一人二役)
  長澤まさみ(楊端和)
  橋本環奈(河了貂)
  満島真之介(壁)
  高嶋政宏(昌文君)
  石橋蓮司(竭氏)
  大沢たかお(王騎)
 2019年 日本 134分 2019・05・24・OSシネマno3

​​
追記2022・08・18
 第2部、「キングダム2 遥かなる大地へ」​を観てきました。第1部で慣れていたので、セリフの違和感はそれほど感じませんでしたが、残念なことに楊端和役長澤まさみさんの出番がなかったですね。かわりにというか、羌瘣役清野菜名という女優さんにはまりました。かっこいいです(笑)


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最終更新日  2023.12.27 23:48:04
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