ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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朝起きると「ヤサイクン」からメールが来ていました。 「ジミヘン完結しとらんかった。」 「何のことでしょう?」 「シオリエクスペリエンス。」 「はあー?なんですか、それ。」 「昨日、持って行ったやろ。」 そういえば、昨晩やってきたときに、またもや段ボールを運んできていたのですが、なるほど、中に10冊ありました。 「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」 (ビッグガンガンコミックス) ですね。 「10巻か、なんか、めんどくさそうな絵やな。影薄い感じの線やしな。また、音楽物?」 「オッ、ジミヘンの似顔絵や。そういや、ジミヘンのバンドは「ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」やったな。60年代やろ。」 「たしか、高一の時に死んでんからな。」 「おんなじころ、大勢死んだな。」 「ジャニス・ジョプリンとかもそうやな。」 「ジャニスとジミヘンって仲良かったんちゃうか。」 「ビートルズの終わりかけかな、サージェントペパーを、コンサートで弾いたんやろ。ビートルズより先に、レコード聞いて。」 「高校の頃、そういうこと『知ったか』で言うやつがおって、なんか忘れらへんねんな。」 「そういや、三大ギタリストってあったな。」 「クラプトン・ベック・ペイジやろ。ジミヘン入れるか入れんかって。」 「入れたら、誰外すか、とか。誰外すんやった?」 「作者、何歳やねん?」 「表紙のギターは、ジミヘンのフェンダーやんか。カッコよかったんや、これが。」 「ギターって左利き用、右利き用ってあるんかな。」 「いや、ちゃう思う。右で使うのをひっくり返して使ってたんやで。弦は、上下張り直してって。聞いたことある気がする。」 結果は、はい、面白かったですね。「音楽物」で、「ヤサイクン」の好みの路線でしょう。「学校物」ともいえるので、シマクマ君は、その視点で読んでしまう傾向がありましたが。クラブ活動マンガって、普通、先生がワンパターンなんですが、表紙の女性が顧問の先生なんで、ちょっと外していて、軽音とか作る苦労がしのばれてしまいました。 学校って、相変わらず保守的というか、時代遅れを復活させているのが、実は現実で、ダンスとか軽音とかは「風紀を乱す」とかいう教員が、やっぱりいるからウンザリなんですが、「やりたいことをやりたい」というのを、まっすぐ描いているのが、気持ちがよかったですね。 ここのところ、なんか、すごいヤツばかりに出会っているなあ。まあ、マンガやけど。 (文中の会話は、独り言です。あしからず。) (S)2018/08/03 追記2020・02・04 「シオリエクスペリエンス」は快調に出続けています。第13巻・第14巻・第15巻の感想はこちらをクリックしてみてください。
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