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2020.04.16
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​​ちばてつや「ひねもすのたり日記(1)」(小学館)​


 

​ ヤサイクンの四月のマンガ便に入っていたマンガを見て驚きました。あのちばてつやの新刊マンガです。
 ​
現在75歳から65歳くらいの年齢の人で、この名前に反応しない人はよほど漫画とか読まなかった人なんじゃあないかと思います。名作「あしたのジョー」週刊少年マガジンに連載されたのが1967年の暮れから1973年でした。現在65歳のぼくの場合は13歳から19歳でした。
 何年前のことでしょう。確か、講談社だったでしょうか、文庫版で「ちばてつや全集」が出た時に集めたことがありますが、狙いは「ちかいの魔球」とか「紫電改のタカ」でした。それらのマンガが、ぼくと少年漫画との最初の出会いの作品だからです。

 大学生の時は「あしたのジョー」がブームでした。ジョーがコーナーで白くなって連載が終わった後、映画になったり葬式をやったり、北朝鮮に行ったり大変でしたが、ぼくの中では終わっていました。
 ところが、その後、国鉄のドリーム号という東京行の深夜バスのポスターになったことがあって、それを「盗み」に行ったことがあります。行ってみると、バスの発着所の、そこに在るべきポスターはもうなかったのですが、そごうデパートの前の東西の大通りで「暴走族」と呼ばれていたオートバイのオニーさん軍団がお巡りさんと戦っているのを歩道橋の上で見物して帰ったことを覚えています。そういう時代でした。
 
話が横にそれていますが、その頃からぼくはちばてつやの読者ではなくなりました。でも、今でもマンガを読むと、目のクリンとした「子供顔」の絵が好きなのは、子どものころからの刷り込みでしょうか。影響はそうやって残るのでしょうね、きっと。

​​​​​ そのちばてつやが、まだマンガを書いていました。「ひねもすのたり日記」(小学館)です。週刊ビッグ・コミックに連載している、マンガエッセイなんだそうです。一話4ページ、80歳の日常生活の近況報告と生まれてからこの方までの、自叙伝、まあ、そういうとたいそうですが、エピソードをたどった回顧録風エッセイというところでしょうか。
 80歳を過ぎて連載マンガに、もう一度挑戦する決心を描いたシーンがこれです。この連載を始めた当時、90歳を過ぎて書き続けていた水木しげるの話題も出てきますが、2015年亡くなりました。ちばてつやが、再び書き始めるのは、そのあとからです。若い女性の編集者というところで目を輝かす、ちょっとおバカな本人が描かれていますが、書き残したいことを見つけたに違いありません。


 1才から満州の奉天で暮らしから自叙伝は書きだされています。異国で暮らした少年時代、6才で敗戦、一年間にわたる家族ぐるみの逃亡生活、7歳でようやく帰国、父親の故郷にたどり着いた「千葉徹​彌」少年の脳裏に刻み込まれた平和の思いでは、おバーちゃんが切ってくれた真っ赤な「スイカ」でした。​



 「老大家」が八十年にわたる生涯を振り返り、ほのぼのとした思いでエッセイ・マンガを描いている。そう考えるのが普通なのでしょうね。
​ でも、今でいえば保育園の年長さんだった年の少年が、ホッとして「スイカ」にかぶりつくシーンは、誰にでも書けるわけではないでしょ。この「スイカ」をこそ、ちばてつやは書き残したかったのではないでしょうか。
 ​​今回もハマってしまいました。子供の頃、この人でマンガを知った人にはお薦めです。是非どうぞ。「ひねもすのたり日記」​(第2巻)​・(第3巻)
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最終更新日  2021.05.24 01:06:54
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