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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2020.06.23
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​​​​​​​グレタ・ガーウィグ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」OSシネマズミント

 映画徘徊のシマクマ君、今日はOSシネマズミント「復活の日」でした。この映画館にはあまり来ないのですが、シネ・リーブルで見損ねていたプログラムがかかっているのを見つけて、久しぶりにやって来ました。
 見たのは「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」です。​

​​​​ 映画館が9階だかにあるのでロビーから三宮駅が見下ろせます。下から見上げている感じとかなり違って見えますね。手前がJR、向こうの高層が阪急三宮です。



 劇場に入る入場門(?)のところに、またしても体温計がありました。熱が高いとピンポンが鳴るそうです。面白いので写真を撮らせてもらいました。新コロちゃん騒動記念ですね。

 この劇場も一人とばしの座席です。前から10列目あたりの端に座ったのですが、しばらくすると、なぜか周りに人が集まってきます。他は空いているのですがどうしてでしょう。落ち着かない気分になりましたが、映画が始まりました。
 原作の「若草物語」はこれで4回目の映画化だそうです。ジジ臭い言いかたですが、ぼくたちの年頃の人には子供の頃に読んだ「アメリカ文学」のベスト3に入るのではないでしょうか。「トムソーヤーの冒険」「アンクルトムの小屋」、そしてこれでしょうか。ぼくでも、登場人物の名前を憶えていますが、チッチキ夫人は3回以上繰り返して読んだそうです。
 ともかくも、何となく知っている展開で映画始まりました。4人の娘の、それぞれの人生が、過去と現在の、行きつ戻りつで描かれてゆきます。「悪人」らしき人が誰も登場しないのは、原作のせいでしょうが、そんな中で「カネ」と「地位」こそが幸福の基礎であると考える伯母さんだけが、少々異質ですが、​​​メリル・ストリープがいい味を出していました。
 風景も美しい。俳優陣もいい感じ。衣装や小説を書くシーンも面白い。中でも、出版エージェントとジョーのやり取りに、おそらくこの映画の新しさと主張があるのだろうと思いましたが、何故か、今一ピンときませんでした。

 一番、感じたことは、いかにもな「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」に対する「信頼」の揺るがなさに対する「いら立ち」のようなものでした。
​​​ それは、ぼくにとってもアメリカ映画に対する好感の根拠だっったはずです。だいたい、明るい未来を予感させる、この感じの映画がぼくは嫌いではありません。若い女性の奮闘ぶり、自分に苦しむメグや、走るジョーなんて、とてもいい。その上「若草物語」を映画にすれば、そう描く以外にどう描くのかとも言えます。アカデミー賞でも高く評価されたらしい作品だと期待して見ました。​​​
 しかし、にもかかわらず「悪い映画だとは思わない。けど、ちょっとどうなのでしょうね、この既視感は?」という印象だったのです。
 コロナ以後の世界に対する、ぼくなりのペシミズムの結果なのでしょうか。


 明るく元気になれるはずだったのですが、いやはや、何とも言えない物足りなさが残りましたね。
 いつもは神戸駅まで歩くのですが、ミント・ビルのすぐ目の前のバス停の魅力に負けて、高速バスで帰ってきてしまいました。やっぱりOS系は相性が悪いのでしょうか。
​​​​​​​
​​​監督 グレタ・ガーウィグ
原作 ルイザ・メイ・オルコット
脚本 グレタ・ガーウィグ
撮影 ヨリック・ル・ソー
美術 ジェス・ゴンコール
衣装 ジャクリーン・デュラン
編集 ニック・ヒューイ
音楽 アレクサンドル・デスプラ
キャスト

シアーシャ・ローナン(ジョー)
エマ・ワトソン (メグ)

フローレンス・ピュー (エイミー)
エリザ・スカンレン(ベス)
ローラ・ダーン (母)

ティモシー・シャラメ (ローリー)
メリル・ストリープ(マーチ叔母)
2019年・135分・アメリカ 原題「Little Women
20200622 OSシネマズno8

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最終更新日  2023.07.14 15:35:35
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