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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2020.07.17
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宮崎駿「風の谷のナウシカ(全7巻)」(アニメージュコミックス)
​​​​ KOBAYASI君「夜の蝉」日高敏隆さん​「ネコはどうしてわがままか」 (新潮文庫)という本を思い浮かべていました。初登場のERIKOさんが困ったらそのあたりかなと思っていました。​​​​
​​​​ この文庫の中に、生涯一度だけ作った高校入試の問題文に使った「セミはなぜ鳴くか?というエッセイがあって、思い出深かったわけです。ERIKOさんの方がシャレてましたね。「蝉」より「蝶」でした。 ​​​​   
 さて、
​日高敏隆​です。
 ​日高敏隆​という名前を聞いて最初に浮かぶのは、​ムツゴロウ​こと​畑正憲​ですね。​「われら動物みな兄弟」(角川文庫)​だったか​「生きる」(ちくま文庫)​だったかに、アメーバーをいじっていた​ムツゴロウ​のそばで蝶の蛹をすり潰している、若き日の​日高敏隆​が登場します。
​ 東大の動物学教室の先輩・後輩だったんですね。それが、日高敏隆​の名を知った最初です。彼は当時、岩波書店の編集者だったはずです。​
​ フフフ、日高つながりならこれで行くかと思っていると、女性の書き手がどうのとか、ユクスキュルに始まって​ローレンツ​も、​ファーブル​も話題になっているじゃないですか。
 あわわ、オイオイです。
​ それでは「虫愛づる姫君」の路線もあるなあ。それにしても​​「堤中納言物語」​はどこにあったかな。と、まあ、あれこれ思案に暮れていて机の横の積み上げた小山の上にありました。(写真を添えたいくらいです)
 同居人が20年間押し入れの奥に秘蔵していたこれです。書き手は、いかつい男性ですが、主人公は「蟲」を愛し、「蟲」達と生きる少女です。
​ 女性の著者ではありませんが、「マンガ」は初登場ですよね。ふふふ。
​ ​宮崎駿「風の谷のナウシカ(全7巻)」(アニメージュコミックス)​​

​​​ ​ぼくは​アニメ​​「風の谷のナウシカ」​を見た方が先でした。1983に劇場公開された映画ですが、見たのは90年を過ぎてからですねきっと。劇場ではなく、ビデオかテレビです。まだ小さかった​「ゆかいな仲間」​と一緒に見て感動しました。​​
​ やたら感動していると

​​「マンガの方が面白いよ。」​​

​ という一言を隣で見ている​チッチキ夫人​に言われて、カチンときた記憶が今でもありますから。​​
​​​ 我が家にある7発行日1995115ですが、日付的には阪神大震災の二日前です。
​​​
​​ それから25、ついに読み終えました。それが昨晩の午前2時過ぎなのです。発売以来1200万部売れているシリーズだそうで、今頃読んで感動しているぼくもぼくですが、映画は​「トルメキア戦記」​の一つのエピソードに過ぎなかったのですね。​​

​​​「その者青き衣をまといて金色の野に降りたつべし」​​
​ ​​​​​今でも、時折ふと口ずさむことがある、あの映画の、あの「名セリフ」は、マンガ版では​第二巻​に出てきました。それは「風の谷」の大ババさまの口からではなく、「土鬼ドルク」の異教の僧が唱える「黙示録」というべきか「創世記」というべきか、とにかく、大きな物語の始まりにを予言する言葉でした。​​​​​

​​​​ そこから最終巻まで、戦いに次ぐ戦いです。マンガは戦場の​ナウシカ​を描き続けます。​巨神兵​ナウシカの関係も想像を超えていました。​トルメキアの王女クシャナ姫​と王国の行く末も映画では予想もできない結末でした。​​​​
​ ​第7巻​の最後の最後でした、​「蟲使い」​たちが「再生の舞」を舞い、読者のぼくの中に、もう一度この言葉が戻ってきます。なんともいえない、揺さぶられるものを感じました。​

​​「その者青き衣をまといて金色の野に降りたつべし」​​​
​​ 宮崎駿渋谷陽一のインタビュー(​「風の帰る場所(正・続)」ロッキン・オン​)でも、司馬遼太郎堀田善衛との鼎談​(「時代の風音」朝日文庫)​でも繰り返し、思い通りではなかったアニメ版について語っていますが、マンガ版を読み終えてみると、なるほどそうかと納得がいきました。​​
​ それにしても​腐海の剣士ユパ​のこんな言葉がさりげなく心に残るのです。
​​​​​「すすめ いとしい風よ」​​​​​

​​​ 遅まきながらでお恥ずかしいのですが、傑作でした。(2020・05・28 SIMAKUMA)

​​​ 追記2024・01・20
 ​100days100bookcoversChallengeの投稿記事を ​​​100days 100bookcovers Challenge備忘録 ​(1日目~10日目)​​ (11日目~20日目) ​​​(21日目~30日目) ​​​(31日目~40日目)​ という
形でまとめ始めました。日付にリンク先を貼りましたのでクリックしていただくと備忘録が開きます。​​​​​​​​


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最終更新日  2024.02.22 11:37:09
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