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2020.10.25
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​​​​​ジョー・タルボット「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」シネリーブル

 

​​​ アメリカの若い監督の映画を続けて2本見ました。1本目がビン・リュー監督「行き止まりの世界に生まれて」2本目がこの映画「ザ・ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」です。​​​
 2本に共通するのは「貧困」と「スケート・ボード」、そして「サンダンス映画祭」で世に出た映画ということでした。「行き止まり・・・」がロックフォードという経済成長の失敗の象徴のような街が舞台でしたが、こちらは、アメリカでも有数の「金持ちの町」、サンフランシスコが舞台です。
​​ スケボーの上で暮らしているかのような、黒人青年ジミーと彼が居候している部屋の持ち主で、脚本家か俳優の夢を見ている、ちょっとどんくさい、同じく黒人の青年モントという二人の青年の掛け合い芝居でした。​​
​​​​​ 映画は二人乗りのスケート・ボードが、街を滑り降りていくシーンから始まります。サンフランシスコでしょうね。いつも本を抱えているモントと海。ジミーが覗きこむビクトリア様式というのでしょうか、見かけ以上に立派で古い家。モントの目が見えない祖父(?)と一緒に観るテレビ。ジミーのインチキなオヤジ。たむろする黒人の青年たち。空家になった屋敷に忍び込み、住み始めるジミー​​​​​
 ひとつひとつのエピソードは魅力に満ちているのですが、見ているぼくの中で、物語が起動しないそんなシーンが続きます。魅力的なシーンを支える「物語」が破綻しているかのようです。
​ 結末にたどり着いて、スケート・ボードを叩き折るジミーの姿がありました。そこには「空虚」で「アイデンティファイ」することも許されない「貧しい」若者がたっていました。
 「現代」という社会が、あるいは、サンフランシスコという街の実相がありありと浮かび上がってくるような気がして、思わずため息をつきました。
​ ジミーはこれからどうやって、この街で暮らしていくのでしょう。​

 ドキュメンタリーなタッチで描かれたドラマでしたが、面白いシーンが「思わせぶり」な印象を残した映画でした。このギャップは、監督の若さのせいでしょうか。いろいろ工夫を感じさせた映画ですが、少し残念でしたね。

監督 ジョー・タルボット
原案 ジミー・フェイルズ  ジョー・タルボット
脚本 ジョー・タルボット  ロブ・リチャート
撮影 アダム・ニューポート=ベラ
美術 ジョナ・トチェット
衣装 アマンダ・ラミレス
編集 デビッド・マークス
音楽 エミール・モセリ
キャスト
ジミー・フェイルズ(ジミー)
ジョナサン・メジャース(モント)
ティシーナ・アーノルド
ロブ・モーガン
マイク・エップス
フィン・ウィットロック
ダニー・グローバー
ソーラ・バーチ
2019年・120分・PG12・アメリカ
原題「The Last Black Man in San Francisco
20201019・シネリ-ブル

​​​追記2020・10・31
​​ 映画を見たあとですが、ブレイディ・みかこ「ヨーロッパ・コーリング」(岩波書店)という本を読んでいて気付いたことがあります。​​
​ この映画の主人公「ジミー」は、大人になる前に「家」を失っているのですね。それは、雨風をしのぎ、家族と夕食をとり、オジーちゃんとテレビを見るという、人間にとって「生活」をするための、生きていくための「場所」、「ホームレス」という言葉の「ホーム」にあたる場所です。​
​ その「家」を、二十歳を過ぎたばかりに見えるジミーは既に失っているのです。ぼくはこのことの意味を、映画を見ながら気づくことができませんでした。​
 彼が、何故、かつての「我が家」に忍び込むのか。かつて父親が彼に語った「家」の歴史が「ウソ」だったことがどういう意味をもつのか。
 この映画は人生を始めたばかりの青年が、打つ棄てられた人間としての「自分」を発見する映画だったのです。ぼくが「思わせぶり」と感じたシーンは、ひょっとしたら、ぼくの見損じだったのかもしれません。

 まあ、どこかで、もう一度出会うかもしれない日までの宿題ができたというわけです。いやはやなんとも、という気分ですが、しようがありませんね。

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最終更新日  2020.10.31 14:26:07
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