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2021.01.15
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​​リュック・ベッソン「レオン 完全版」CINEMA・KOBE


​​ なんというか、今更な映画を見ました。感想も、今更な、になりそうですが、リュック・ベッソンの傑作「レオン・完全版」です。
 この記事を書いている今日は1月17日ですが、神戸で大きな地震があったころ公開されて、その後、テレビでも何度も放映されてきた映画です。流石のシマクマ君も、テレビでは見たことがありましたが、映画館で見るのは初めてです。​​

​​​​ 俳優の名前が、なかなか覚えられないシマクマ君ですが、ジャン・レノという俳優の顔と名前は一致することを確認しました。おそらく、今後、忘れることはないでしょう。
 今回、新たに、ナタリー・ポートマンという少女の顔と名前を、名前はマチルダで覚えちゃうかもしれませんが、焼きつけられました。​​​もっとも、あれから26年ですから、今のナタリー・ポートマンの顔を見ても、たぶんわからないでしょうね。​

 ニコール・キッドマンという女優さんの「ストレイ・ドッグ」という映画と二本立てで見ましたが、この映画との二本立てでは、かなりな映画に分が悪いでしょうね。女刑事の孤独と無骨な殺し屋の一人ぼっちを並べてお見せしましょうというのがプログラムの狙いかもしれませんが、「卵のゆで加減」にちょっと差がついてしまいましたね。
 繰り返しですが、今更、あれこれいう映画ではないのでしょうが、書き残しておきたいことが二つありました。
​​ ひとつは、「映画の映画」ということですね。この作品の中にはレオンが「雨に唄えば」を映画館で見るシーンがあります。「ボニーとクライド」「テルマとルイーズ」マチルダが、自分たちの二人組をたとえる例として挙げたりするセリフもあります。とりわけ、二人で「映画ごっこ」をして、お互いにチャップリン、マリリン・モンロー、ジーン・ケリー、ジョン・ウェインに扮装するシーンの楽しさは、他の映画には、なかなかないシーンですね。​​
​ 話の筋とは別にして、リュック・ベッソンという監督の映画に対する気持ちのあらわれた、いいシーンではないでしょうか。​


 ふたつめは、植木鉢を抱えながらニュー・ヨークの街角を二人が歩くシーンです。ネットでこんな写真を見つけましたが、このシーンは忘れられないでしょうね。なぜだかうまく説明できませんが、人が人と出会うということが、このシーンに凝縮されていると思いました。お互いが自分より大切に思う人と出会ってしまった瞬間というべきでしょうか。植木鉢を抱えているところが、大切なポイントなんでしょうね。
 この映画は、見ている時には不思議と泣きませんでしたが、今これを見ると涙がこぼれそうです。
​ 映画が終わって外に出るともう夜でした。ウインドーの灯りの中にマチルダが座っていました。
 Cinema・KOBE新開地本通りの南端近く、JRのすぐ北にありますが、兵庫まで歩きました。神戸にも非常事態宣言が出た翌日の夕刻です。人っ子一人いないJR神戸線の高架沿いの道でした。


 月が出ているのを見あげながら、40年前の詐欺師と少女の映画を思い出しました。テータム・オニールと、ライアン・オニールが親子で共演していた映画、聖書売りの詐欺師のおっさんを助ける、あれも10才くらいの少女でした。「ぺーパー・ムーン」ですね。田舎者の大学生を映画館通いという、悪の道に引き込んだ作品の一つですね。70年代の傑作のひとつですね。​あの頃から、「オッサンと少女」という組み合わせが好きだったんですね。まあ、そういう事は変わりませんね。

監督 リュック・ベッソン
製作 パトリス・ルドゥー
製作総指揮 クロード・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
撮影 ティエリー・アルボガスト
音楽 エリック・セラ
ジャン・レノ(レオン)
ナタリー・ポートマン(マチルダ)
ゲイリー・オールドマン(ノーマン・スタンフィールド)
ダニー・アイエロ(トニー)
1994年・136分・PG12・フランス・アメリカ合作
原題「Leon The Professional・ Uncut International Version」
2020・01・15神戸シネマ


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最終更新日  2021.01.22 18:24:14
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