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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2021.03.05
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​ジョシュ・トランク「カポネ」シネリーブル神戸​
​​​​ ジョシュ・トランクという監督の「カポネ」という映画をシネリーブル神戸で見ました。
 アル・カポネという名前を、アメリカのギャングの代名詞のように、子供の頃から知っていましたが、実際、どんなことしたのかなんて何も知りませんでした。​​​​​

​​ 映画を見終えて調べてみると1899年、イタリア系の移民の子供としてニューヨークで生まれ、1925年シカゴのギャングの跡目をついで、ボスとして君臨します。カポネといえば「シカゴ」、「禁酒法」、「トミーガン」、「葉巻」ですよね。​​
​ 1932年に収監され、1939年に出所、1947年に脳卒中で死んだそうです。48歳だったそうです。顔に、大きな切り傷があったので「スカー・フェイス」と呼ばれていたそうです。​
​ 映画は大きな屋敷の廊下を、奥へ奥へ進んでいくシーンから始まります。まあ、ネタバレですが、何が起きるのか、ドキドキしながら見つめていると、カメラは、なんだか揺れながら、ずっと進んでいって、暗い部屋の納戸の中に小さな可愛らしい少女が隠れているのを見つけます。で、それは、「カポネ」オジーちゃんと「かくれんぼ」をしていた子供たちの一人だったというわけでした。​
 映画は、こんなふうにズーッと、何が起きるのか引っぱり続けるのですが、派手なギャングのドンパチを期待していたぼくはすっかり騙されることになってしまいました。
​ 主人公は、まだ50歳にもなっていない男なのですが、進行性梅毒の末期の症状でしょうね、身体的には失禁、脱糞を繰り返し、たえざる脳梗塞の危機に晒されていて、妄想と現実の間を行き来している、ほとんど「狂気」の世界の住人なのですが、カポネ役の​トム・ハーディ​という役者さんは健闘していました。​
​​​​​ 現在なら「老人」と呼ぶような年齢ではないのですが、その
​トンガッタ耄碌ぶり​
 はなかなか見ごたえがありました(笑)。高齢の作家が「老いの日常」を書く「老人文学」というような言い方があるような気がしますが、この映画は​「壮年ギャング映画」​ではなくて、元ギャングの​​
​「老人耄碌映画」​​
​ ​でした。​そこが、まあ、すごいところでしたね。
 たしか、「ゴッド・ファーザーⅢ」アルパチーノが椅子から転げ落ちる最後のシーンがあったと思いますが、あのシーンをふと思い浮かべました。
​​​ それにしても、​1945年前後のアメリカ​が舞台なのですが、戦争のシーンなんてカケラも出てこないところに、ちょっと驚きました。​​

監督 ジョシュ・トランク
脚本 ジョシュ・トランク
撮影 ピーター・デミング
美術 スティーブン・アルトマン
衣装 エイミー・ウエストコット
編集 ジョシュ・トランク
音楽 El-P
トム・ハーディ(フォンス/アル・カポネ)
リンダ・カーデリニ
ジャック・ロウデン
ノエル・フィッシャー
カイル・マクラクラン(ドクター・カーロック)
マット・ディロン(ジョニー)
2020年・104分・R15+・アメリカ・カナダ合作
原題:Capone
2021・03・01シネリーブルno82
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最終更新日  2024.03.29 23:44:17
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