ゴジラ老人シマクマ君の日々

2023/12/16(土)22:28

徘徊日記 2021年5月14日「六甲あたり 石屋川車庫前」

徘徊日記 灘区・東灘区あたり(41)

​​​​徘徊日記 2021年5月14日「六甲あたり 石屋川車庫前」​ 三宮の映画館で映画を見終えて。神戸大丸あたりを歩いていると、始発のバスが動きはじめようとしている様子なので、思わず乗りました。 「あっ90番台のバスや。」  そう思うと、体が反応してしまって飛び乗りました。92番系統、石屋川車庫行です。  その昔、市電が走っていたころ、石屋川に市電の車庫があったから「車庫前」というのだということを、もう市電がなくなっていた学生時代に聞いたことがあります。  その頃、90番台のバスで山手幹線を石屋川から板宿まで乗ることができました。板宿まで乗って、帰ってきて、往復200円でした。学食で「きつねうどん」が100円前後だった時代です。  マア、そういう懐かしさが、ふとこみあげて飛び乗ったわけで、見た映画が「ファーザー」だったことと、ちょっと関係があったかもしれませんね。何となく、昔に帰りたかったような気がします。  バスは新神戸駅前から雲中小学校前、熊内、上筒井、動物園前を通って阪急の西灘駅前、まあ、今は王子公園駅という名前に変わっていますが。それから水道筋、昔の金沢病院の前から、神前町、日尾町と通過して六甲口です。  神戸の暮らしを水道筋、岸地通りの下宿で始めたのが45年前です。20歳でした。車窓の町並みを見ながら浮かんでくるのは昔の風景で、今はもうないのですが、友だちが住んでいたあたりに目を凝らしてしまいます。  石屋川車庫前に着きました。上の写真は中央分離帯に咲いていた黄色い花が懐かしくて撮ったものです。コスモスみたいですが、たぶん「オオキンケイギク」とかいう外来種、アメリカ原産だったと思いますが「困ったやつ」らしいです。  大きい声では言えませんが、ぼくはこの花が好きです。1995年の震災の年の今頃、まだ焼け野原だった街かどの道路わきに、たくさん咲いていて、今でもそのシーンがときどき浮かんでくる、ぼくにとっては「思い出の花」なのです。  同じところにこんな花も咲いていました。 マツヨイグサでしょうか。もう盛りは過ぎているようですが、気になるムードの花ですね。​​ ここは「弓木町(ユミノキチョウ」なのですが、さて、ここからどうしましょうか。少し歩きたいと思っています。まずは「徳井神社」にでも行ってみましょう。 ​​​​​​​​​​​ ​ ​​

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