2023/06/25(日)01:27
徘徊日記 2021年6月21日(月) 「烏原貯水池」
徘徊日記 2021年6月21日(月) 「烏原貯水池」
新開地のアート・ヴィレッジでお昼前から映画をみて時間を見るとお昼すぎでした。先日、布引の貯水池を地図で見ていると、新開地の北の山のなかにけっこう大きな貯水池があるの発見しました。「烏原貯水池」というそうですが、行ったことがありません。
神戸電鉄で鵯越まで行くとかなりノンビリ散歩ができるんじゃないかと目論みました。
神鉄に乗るのは3年ぶりです。電車が入ってきました。
まあ、失礼な言い草ですが、六甲山の北側を走る田舎の電車でのんびりしています。ぼくは、結構好きですが、乗る機会がありませんね。
着きました。鵯越駅です。「ひよどりごえ」と読みます。平家物語で有名な地名です。自動改札機だけの無人駅でした。
新開地行が通りました。このツートンカラーが神鉄です。駅前の案内板を見て、方向が分かったので、歩きはじめました。 お地蔵さん。丁寧に世話されている様子です。道端の紫陽花。静かな住宅地です。
小さな集落があって、集落のなかの狭い道を抜けると谷川の水量が増えてきました。バード・ウォチングの方が数人、大きなカメラを構えていらっしゃるところを過ぎて歩きます。
人の姿は見かけません。写真ではうまく撮れていないのですが、猫はたくさんいました。
すぐ近くに舗装道路があるようですが、ぼくが歩いている道はこんな感じでした。
まあ、人通りがないのと、山の中なので、時間が時間だとビビりそうですが、散歩道としては文句なしですね。さっき出会ったカメラの人以外、本当に誰とも出会わないと思っていると、向こうからジョギングというか、同年配の男性が走ってきて、「こんにちは!」とあいさつしくださって通り過ぎていかれました。なんだかうれしいですね(笑)。
道の左側に貯水池が見え始めました。
左手の大きな池をを見ながら歩きます。「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ・・・・」 鶯がすぐそのあたりの木で、厚かましく、繰り返し鳴いていますが、いくら探しても姿は見つかりません。不思議ですね。
堰堤というか、ダムというか、大きな堰が見ええきました。ここいらで一休みですね。思いのほか大きな貯水池です。地震の頃に勤めていた職場からは歩いても来られるくらい近い場所なのですが、知りませんでした。
池の真ん中のブイに川鵜がとまっているのですが、残念ながら写真には写せませんでした。
堰堤までやってきました。当たり前ですが、結構な水量でなかなかな迫力です。ちょっと、どきどきしてきました。
ダムの裏に回って下から見上げるとこんな感じです。
堰堤の上を歩いて向こう岸にわたる、って南、先ほどいたほうを眺めるとこんな風景です。青空で、水面が美しいですね。
この辺りには、ジョギングとか、ウォーキングとかで、走ったり、歩いたりしている方の姿がチラホラ見えます。池の向こうの木立の向こうが兵庫区から長田区の街並みのはずですが、ここからは見えません。でも、すぐそこです。
堰堤から流れ出ている谷川に沿って歩いて下っていくとようやく街が見えました。
道を下っていくと、木立の向こうに街が見えました。ちょうど、新開地の北あたりにあたるようです。
ここにも、お地蔵さんでしょうか。石仏が祭られていて、みずみずしくて美しい花が供えられてました。新開地を出発して、2時間たっていませんね。距離はそこそこ歩きましたが、このコースなら楽ちんです。また来てみようと思いました。