2022/11/02(水)00:44
徘徊日記 2022年10月16日(日)「お久しぶり!山手町」西脇あたり
「お久しぶり!山手町」徘徊日記 2022年10月16日(日)西脇市、山手町あたり 北播の西脇市はチッチキ夫人の故郷です。高齢の義母が一人で暮らしています。時々帰りますが、普段は電車です。コロナ騒ぎになって、シマクマ君は帰っていません。
この日の朝、ゆかいな仲間のヤサイ君から電話がありました。「アンナー、西脇に行くけど、一緒に行くか?」
「えっ、行ってくれるの?」
「オバーがな、あんた来るゆうてたけど、何時に来るの?って電話してきてん。」
「電話してたんか?」
「いや、思い込みか、勘違いやろ。でも、まあ、そういうならいこかと。」
「それは、ありがたいね。こっちは二人載せてもらうわ。」
「ほんなら、昼過ぎに、そっち回るから、出られるようにしとってな。」 というわけで、お昼過ぎに出発しました。マア、自動車に便乗ですから気楽なものです。 播州の田んぼ道です。稲の穂が実っているのを見るのは久しぶりです。兵庫県の北部の但馬地方の稲刈りは9月中の終わってしまうのですが、播州平野ではまだ稲刈りが始まったばかりのようです。 国道175号線を北上しています。少し曇っていますが、日差しもあって、穏やかな秋の午後です。その昔、亡くなって10年以上になりますが、元気だった義父の車に乗ってよく通った道です。
今日はヤサイ君とゆかいな仲間が一緒です。一番おねーちゃんは、「反抗期なので、一人がいい」ということでお留守番だそうです。二番目のホタル姫が説明してくれました。
到着しました。西脇市山手町です。もっとも、これはおばーちゃんの家ではありません。來住家住宅という文化財です。西脇には、こういうでかい町屋が結構あります。
來住家住宅の蔵の壁沿いの路地です。左のお屋敷も、確か來住さんだったと思います。大きな屋敷です。
さて、おばーちゃんの家です。 これは前の家の土塀です。瓦は少々傷んでいますが、大きなお屋敷です。壁をよく見るとゆかいな仲間たちが子どもだったころの落書きが見えます。
落書きに名前を書けば捕まりそうなものですが、これといってお咎めはなかったようです。 おばーちゃんの庭の菊の花(?)、タンポポの一種ですかね。彩のあるのはこの花だけでしたね。やっぱり、少し寂しい庭になってしまいましたね。 こっちは吾亦紅ですかね。どっちの花も、まあ、見かけ上は雑草なのですが、こういうのを抜き捨てずにとっているところが、この家のおばーちゃんらしいのですね。
家の中からはおばーちゃんの声もしますね。チビラくんたちはおばーちゃんが二人いるので、呼び分けないといけませんが、若いほうがバーバらしいですね。
同乗していた自動車の中で、はじめて、チビラくんたちから「オジーちゃん」と呼ばれて、ちょっと焦りました。今まではジージだったのですが、何かあったのでしょうか。「わっ!はじめてオジーちゃんっていうてもた。」 口にした本人が照れてましたが、別に間違った呼ばれ方ではないのに、お互い何を焦っているんでしょうね。
これからちょっと童子山の観音さんにお参りしてきますね。続きはその2でどうぞ。
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