ゴジラ老人シマクマ君の日々

2024/07/01(月)12:45

徘徊日記 2024年6月10日(月)「森林植物園、アジサイだけではありません!」 六甲山あたり

徘徊日記 西区・北区あたり(10)

​​「森林植物園、アジサイだけではありません!」   徘徊日記 2024年6月10日(月) 六甲山あたり​​ 緑のアジサイ園を横切りながら​​​「緑のアジサイも、悪いことはないなあ(笑)」 「まあ、そうはいうても、ちと早すぎた。あの声、なんやわかるか?」 「はあ~???」 「メジロやな。ほら、あの泡、見てみ。」 「あ、あるある。」 「モリアオガエルやな。」​​​​​ ​小さな池のほとりの木立の枝に白いアワぶくの塊がいくつかついていて、雫が池に落ちています。まあ、写真を撮り忘れているのはいつものことですね。​​​​​​​ しばらく、いろいろ聴こえてくる鳥の声を聴いてあれこれいいながら歩いて、​​​​「そうや、そのへんに、あれが咲いてるはずや。」​​ ​Hさんが、そんなことをぶつぶつ言いながらゴソゴソ茂みの中に入っていきます。ここは、あんたの庭かいな?ですね。(笑)​​ ​「これ、これ。ええ匂いするやろ。」 「ホンマ、ええ匂いするわ(笑)。」 「オオヤマレンゲやな。」​​ チッチキ夫人が喜んでいるので、​同じように鼻を近づけますが、今ひとつ匂ません(笑)。​​​​ これがオオヤマレンゲの卵、じゃなくて、たぶん、蕾です。​​​​​ モクレンとかの仲間のようですね。頭上では甲高い声でウグイスとか、他はわかりませんが、いろいろ聴こえてきます。Hさんが一つづつ解説してくださるのですが、声のする方に目を凝らしながら、名前は忘れています。​​​​ ​​​ しばらくあるくと、ふたたびH さん、生垣風の木立の前で立ち止まっていいました。​​​​​「これ、これ!」 「ああ、こんなん、見たことない花や。」 「カルミアいうねん。アメリカの花やな。」 「ツツジとは違うんですね。」 「うん、仲間や思うけど。」​​​​ たしかに、日本のツツジとは違います。​ ​ ​​​説明書きの看板がありました。北アメリカの原産種のようです。見つけた人の名前がカルムさんで、それが花の名前になったようですね。スウェーデンの人らしいですね。​​​​ ​ Hさんは、実は柔道の達人ですが、ひざを痛めてストック歩行の人です。ボランティアで野鳥観察の案内人をしていましたが、山道を歩くのが難しくなって、あまり出かけなくなっているそうですが、お元気です。トリの声が響くたびに教えてくれます。​​​​​「今は、なあ、ちょうど巣立ちの時期やから、親が子を呼びよるんや。ほら、あっこに居るやろ。なんか虫くわえてるやん。子ども呼んでんねや。」​​​ ​指を追って、そっちに目を凝らすのですが見えません。​​「ほら、そこ、ほら、あっ、飛び立った。」 「ああ、いま、飛んだあれ?」 「そう、そう。すぐそこやったらやろ。」​ ​面白いですね。達人には見えているすぐそこが、まるで見えていないんですよね(笑)。  カルミアです。もう少しどうぞ。かたまって咲いていますが、一つ、一つの小さな花が、なんともいえない素直な様子です。 ​​​ 今日の森林植物園はこれでオシマイ。最後にチッチキ夫人は休憩所の売店の名物らしいソフトクリームをペロついてご機嫌でした。​​​ ​ ​​​​​​​​​​​​​​​ にほんブログ村​ ​​​​​​​​​​​​​​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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